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平成27年 3月 4日総務常任委員会-03月04日-01号

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  1. 新発田市議会 2015-03-04
    平成27年 3月 4日総務常任委員会-03月04日-01号


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    平成27年 3月 4日総務常任委員会-03月04日-01号平成27年 3月 4日総務常任委員会                総務常任委員会  委員会記録 平成27年3月4日  ───────────────────────────────────────── 〇出席委員(8名)    委員長  加  藤  和  雄  委員   副委員長  小  坂  博  司  委員         小  川     徹  委員         稲  垣  富 士 雄  委員         長 谷 川  健  吉  委員         若  月     学  委員         小  柳     肇  委員         渡  部  良  一  委員  ───────────────────────────────────────── 〇欠席委員(なし)  ───────────────────────────────────────── 〇説明のため出席した者        政策調整監・企画政策課長    坂   上   徳   行        政策調整監           高   澤   誠 太 郎        会計管理者           渡   辺   昭   雄        新庁舎建設課長         青   木   孝   夫        総務課長            佐   藤   弘   子
           人事課長            久   住   和   明        情報政策課長          伊   藤   英   策        人事啓発課長          渡   辺   睦   夫        財務課長            清   野   勝   彦        税務課長            片   桐       照        収納課長            中   野   禎   昭        生涯学習課長          船   山       隆        選挙管理委員会事務局長     大   竹   政   弘        新発田駅前複合施設建設室長   野   崎   光   晴        法制執務室長          宮   下       豊  ───────────────────────────────────────── 〇事務局職員出席者        局長              白   田   久   由        係長              石   井   昭   仁           午前10時00分  開 会 ○委員長(加藤和雄) おはようございます。それでは、全員出席ですので、ただいまから総務常任委員会を開会いたします。  執行部から、本日の議案審査資料の提出がありました。お手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  当常任委員会が付託を受けた議案は、分割付託の一般会計補正予算案を含め、議案が13件であります。  それでは、議案の審査方法についてお諮りいたします。初めに、議第114号 平成26年度新発田市一般会計補正予算(第10号)議定についてのうち総務常任委員会所管分、次に、議第140号 平成26年度新発田市一般会計補正予算(第11号)議定についてのうち総務常任委員会所管分、次に、議第90号 新発田市行政手続条例の一部を改正する条例制定について、次に、議第87号 新発田市男女共同参画推進条例制定について、次に、議第115号 平成26年度新発田市土地取得事業特別会計補正予算(第1号)議定について、次に、議第126号 平成27年度新発田市土地取得事業特別会計予算議定について、次に、議第86号 新発田市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例制定について、次に、議第91号 新発田市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例制定について、次に、議第92号 新発田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、次に、議第93号 新発田市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定について、次に、議第94号 新発田市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他勤務条件に関する条例等の一部を改正する条例制定について、次に、議第95号 新発田市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定について、最後に、議第96号 新発田市行政組織条例の一部を改正する条例制定について、以上の順で審査を進めたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「委員長」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 渡部良一委員。 ◆委員(渡部良一) この順序については異議ありませんですが、ちょっと見渡したところ教育委員会関係きょう来ておりませんですよね。  実は、この議第86号 新発田市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例制定についてというのがあります。このことにつきましては、制定内容で地教行法の24条の2の1項に基づいて今回教育委員会から行政側に移すということでありますが、この議決前に議会は教育委員会にまず聞かなきゃならないという項目が24条の2の2項に、地方公共団体の議会は、前項の……すなわちそのスポーツに関係することの条例の制定又は改廃の議決をする前に当該の地方公共団体の教育委員会の意見を聞かなければならないという、ねばならないです。もちろんその教育委員会のほうからの議長宛ての写しは私持っておりますが、皆さんお持ちだと思いますが、いずれにしろこのことにつきましては、教育委員会に対して私のほうで少し質問すべきことがありますもんですから、改めて教育委員会の出席を求めたいというふうに思います。 ○委員長(加藤和雄) ちょっと休憩いたします。           午前10時04分  休 憩  ─────────────────────────────────────────           午前10時15分  開 議 ○委員長(加藤和雄) それでは、再開いたします。  ただいま渡部委員より議第86号 新発田市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例制定について、教育委員会のほうの意見を聞きたいということでありますので、この議案を一番最後に持ってきて、そして教育委員会のほうから出席願って意見を聞くということにしたいと思いますけれども、それでよろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) それでは、そのようにいたします。  休憩いたします。           午前10時15分  休 憩  ─────────────────────────────────────────           午前10時40分  開 議 ○委員長(加藤和雄) それでは、再開いたします。  先ほどの渡部良一委員からの申し入れにつきまして、今教育委員会と連絡をとりまして、教育委員会においで願うということになりました。したがいまして、議第86号の議案の審査については一番最後にいたします。  それでは、最初に議第114号 平成26年度新発田市一般会計補正予算(第10号)議定についてのうち総務常任委員会所管分を議題といたします。  説明員の皆さんに申し上げます。予算案の説明に当たっては、歳出、歳入の順とし、軽易な事項は省略し、重要事項のみ簡潔明瞭に説明願います。説明順序は、委員会条例第2条の表に掲げるとおりとし、順次説明を願います。なお、説明事項がない場合、挙手及び説明事項がない旨の発言は不要です。 ○委員長(加藤和雄) 白田議会事務局長。 ◎議会事務局長(白田久由) おはようございます。それでは、議会費の主なものにつきまして説明をさせていただきます。  28、29ページをお願いをいたします。説明欄上段の議会議員費の議員報酬につきましては、当初予算計上時の議員数と現員数の差1名分の議員報酬を減額するものでございます。議員期末手当につきましては、平成26年12月分の支給割合の引き上げに伴い増額をするものでございます。議員共済会負担金は、議員報酬と同様の理由により減額するものでございます。  次に、下から3つ目の議事録編集事業は入札による印刷製本費の確定により減額するものであります。  次の議会報発行事業も同様に、入札による印刷製本費の確定により減額するものでございます。  以上が歳出であり、歳入はございません。よろしくお願いをいたします。 ○委員長(加藤和雄) 青木新庁舎建設課長。 ◎新庁舎建設課長(青木孝夫) おはようございます。それでは、新庁舎建設課所管分についてご説明をいたします。  初めに、歳出でございますが、予算書の32、33ページをごらん願います。ページの下段、2款1項14目庁舎建設事業費でございます。右側の説明欄、庁舎建設工事費は、本年度の工事の出来高が当初見込みを下回ったということでございまして、差額の8億5,388万円を減額するものでございます。なお、後ほど債務負担行為でご説明をいたしますけれども、同額を27、28年度に振り向けたいというものでございます。  続きまして、34、35ページでございます。下段の2款1項27目庁舎建設基金費でございます。説明欄、庁舎建設基金積立金でございますけれども、基金利子が当初見込みを上回ったということで積立金を増額するものでございます。  次に、歳入でございます。16、17ページに戻っていただきたいと思います。ページの下段、17款2項4目土木費国庫補助金でございます。3節の住宅費国庫補助金の右側の説明欄1つ目、社会資本整備総合国庫交付金の新庁舎建設課分は、本年度国から庁舎建設工事費に充てる財源として新たに採択されたものでございます。本年度分は2,080万円ということでございますけれども、3年間で約2億8,000万円程度の充当を見込んでいるというところでございます。  続きまして、20、21ページでございます。19款1項2目基金運用収入でございます。説明欄1つ目、庁舎建設基金利子は、先ほど庁舎建設基金費で説明いたしましたとおり基金利子が当初見込みを上回りましたので、増額をしたいというものでございます。  続いて、22、23ページでございます。下段の21款2項1目基金繰入金でございます。説明欄1つ目の庁舎建設基金繰入金は、歳出の庁舎建設事業費の減額、あわせまして歳入の社会資本整備総合国庫交付金の採択を受けまして、財源であります基金を減額したいというものでございます。  次に、債務負担行為でございます。7ページをごらんいただきたいと思います。中段、変更の2つ目、市庁舎建設事業でございますけれども、これは歳出で庁舎建設事業費の減額をご説明いたしましたけども、その約8億5,400万円の工事費を27、28年度に増額をしたいというものでございます。あわせまして、設計時にヨコミゾマコト建築設計事務所におきまして、設計数量の積算に誤りがございました。今回それを精算するということ、さらに工事の変更、追加ということで約1億8,900万円の増額を行いたいというものでございます。その結果、約46億6,400万円としておりました27、28年度の限度額を約56億8,800万としたいというものでございます。これによりまして、本体工事費全体では当初計画から約1億7,000万円ふえまして、約60億9,900万円となる見込みでございます。なお、本件につきましてご承認をいただいた場合には本体工事におきまして施工者でありますJVと工事の変更契約を年度内に締結させていただきまして、市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の第4条に基づきまして専決処分をさせていただきたいというものでございます。  以上が新庁舎建設課の2月補正の概要でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(加藤和雄) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤弘子) 総務課所管の主なものについてご説明申し上げます。  初めに、歳出をお願いいたします。30、31ページをお開きください。2款1項1目一般管理費、説明欄上段から2つ目、市長会参画事業は、事業の完了により減額するもので、次の総務課管理費は電子複写機の更新に伴う入札残を減額するものでございます。  40、41ページをお願いいたします。2款5項1目説明欄、統計調査総務費、臨時職員賃金は、職員の療養休暇に伴う代替職員の賃金で、次の国・県統計調査受託事業は各種調査の実績見込みにより増額したいというものでございます。  歳出は以上でございます。  歳入についてでございます。20、21ページをお開き願います。18款3項1目4節統計調査費委託金は、歳出でご説明申し上げました各種調査の実績による県からの委託金でございます。  めくっていただきまして、22、23ページをお願いいたします。20款1項1目総務費寄附金、説明欄、総務費寄附金1,000万円につきましては、市内の法人から市政の発展に寄与したいとしてご寄附をいただいたものでございます。使途につきましては、今後広く市政の発展に役立てることとしておりまして、地域振興基金へ積み立てることとしております。  次のふるさとしばた応援寄附金につきましては、ふるさと納税としてご寄附をいただいたもので、それぞれ寄附者の意向に沿った事業へ充当させていただいてございます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(加藤和雄) 久住人事課長。 ◎人事課長(久住和明) それでは、人事課所管分についてご説明を申し上げます。  初めに、歳出でございます。歳出の28、29ページをお開き願います。28、29の1款議会費から78、79ページの10款教育費までの各款の職員給与費で、主な増減理由といたしましては、平成26年度人事院勧告に伴う国の給与改定に準じた職員給与の改定に伴う増減並びに定年前退職者に係る退職手当及び決算見込みによる人件費の調整でございます。  改めまして、29ページをごらん願います。下から2つ目の丸、特別職給与費は、昨年12月定例会におきまして議決いただきました平成27年1月からの市長、副市長給料の減額措置に係ります減額及び特別職の期末手当月数の改正に伴う増額でございます。  次に、31ページのほうお願いいたします。一番上の丸、職員総合システム再構築事業についてでございます。これにつきましては、プロポーザル方式による契約による結果生じました委託料の不用額について減額補正をさせていただくものでございます。  次に、2つ飛んで人事課管理費につきましては、嘱託報酬、臨時・パート職員賃金の不用額の減額並びに今年度退職する水道局職員の退職手当に係ります市長部局在職期間についての給与等負担金でございます。  その下、職員健康管理事業につきましては、健康診断の受診者数が当初見込みより少なかったことにより、職員の健康診断に係ります委託料について減額補正をお願いしたいものでございます。  歳出は以上でございます。  次に、歳入お願いいたします。ページ数は、24、25をお開き願います。25ページ、説明欄中ほどの23款5項3目雑入のうち2節人事課雑入、その他雑入につきましてでございますが、今年度退職する職員の退職手当に係る水道局在職期間の水道局負担金並びに東日本大震災に係る復旧復興事業に従事するため、当市より相馬市へ土木技師1名を交代で派遣した職員の給与の経費負担でございます。  歳入は以上でございます。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(加藤和雄) 伊藤情報政策課長。 ◎情報政策課長(伊藤英策) それでは、情報政策課所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳出でございます。30、31ページをお願いいたします。下より2款1項4目電子計算費でございます。説明欄下から2つ目の住民情報システム管理運営事業につきまして、決算見込みによる不用額を減額補正したいというものでございます。  主なものについてご説明いたします。1つ飛んで通信運搬費でございますけれども、各施設間を結んでいるネットワーク回線の額の確定により不用額を減額するものでございます。  次のシステム改修委託料につきましては、当初予定していた児童手当及び県単独医療制度の改正によるシステム改修が当初予定されていましたけれども、システム改修まで必要なかったということによる減額になります。  次のシステム・機器保守委託料につきましては、クラウド稼働が平成27年1月になり、機器類の再リース料が一部不要になったことによる減額でございます。  2つ飛びまして、端末機器等借上料でございます。窓口端末の入れかえに伴う入札請け差分の減額でございます。  次に、その下の丸、住民情報システムクラウド化事業につきまして、決算見込みによる不用額の減額と国の補助内示等による増額補正をしたいというものでございます。  システム構築委託料につきましては、住民情報システムのクラウド化に係るシステム構築委託料の入札請け差分でございます。  次の社会保障・税番号制度対応改修委託料につきましては、国のいわゆるマイナンバー制度創設に伴う住民情報システムへの対応といたしましてこの事業の中で取り組んでいるところでございますが、平成26年度から平成28年度までに国の補助金により大規模なシステム改修を行いますが、その平成26年度分の改修額が確定したことによる減額でございます。  次のクラウドサービス使用料につきましては、当初予算の段階では1月の仮稼働から3月までの3カ月分の使用料を見込んでいましたが、事業者の申し出により年度内は不要ということになりまして、それによる減額でございます。  次の地方公共団体情報システム機構負担金につきましては、マイナンバー制度においては国及び行政機関等が個人番号を含む個人情報をデータ連携いたしますが、その際に必要な地方自治体等での共同利用する中間サーバーシステムに係る新発田市の負担額が国から示されたことによるその負担金について増額補正したいというものでございます。  めくっていただきまして、説明欄上段の1つ目の丸、内部情報システム管理運営事業につきまして、システム・機器保守委託料は、昨年度末に入れかえた総合行政ネットワークシステムの保守料が下がったことなどによる不用額を減額補正したいというものでございます。次の庁内LANパソコン借上料につきましては、リースアップで入れかえた分の入札請け差分でございます。次に、その下、5目情報システム構築費、説明欄の丸、保育園等ネットワーク整備事業につきまして、パソコン借上料は保育園、幼稚園の庁内LAN整備に係るパソコン36台、プリンター17台の配備に要した借上料の入札請け差分でございます。次の丸、新庁舎情報基盤整備事業につきまして、システム設計・基本計画策定委託料は、新庁舎での新たな情報ネットワーク構築のための実施設計書の策定委託に要した委託料の入札請け差分でございます。次の総合窓口対応システム構築委託料は、新庁舎での総合窓口システム構築のためのシステム設計の策定委託に係る委託料の契約請け差分を減額補正したいというものであります。  歳出は以上でございます。  次に、歳入でございます。16ページ、17ページをお願いいたします。中ほど17款2項1目総務費国庫補助金、1節総務費国庫補助金、説明欄1つ目の丸、社会保障・税番号制度システム改修国庫補助金につきましては、歳出でご説明した住民情報システムクラウド化事業の中で取り組んでおります社会保障・税番号制度対応改修委託料が減額したことにより、それに対応した国からの補助金額を減額したいというものでございます。  歳入は以上でございます。  情報政策課分の補正は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(加藤和雄) 野崎新発田駅前複合施設建設室長。 ◎新発田駅前複合施設建設室長(野崎光晴) それでは、企画政策課新発田駅前複合施設建設室の所管の補正の概要についてご説明申し上げます。  初めに、歳出についてです。32、33ページをお開きください。2款1項12目企画費であります。33ページ、説明欄の丸印、新発田駅前複合施設建設事業についてであります。地方都市リノベーション事業国庫交付金の交付決定に伴いまして、年度間の調整による補正であります。当市が地方都市リノベーション事業に登載している事業、新発田駅前複合施設建設事業の行政棟、民間棟のほかに、県立病院跡地整備事業及び駅東交通広場に係る新発田駅周辺整備事業の事業調整を踏まえ、交付決定額の歳入に合わせ、駅前複合施設建設工事費に歳出するものでありまして、あくまでも平成27年度に予定の工事費を前倒しして処理するものであります。したがって、7月臨時会にお示しいたしました概算工事費、監理委託料を含め35億8,584万円に変更はございません。  次に、歳入についてであります。16、17ページをお開きください。16、17ページ、17款2項1目総務費国庫補助金です。17ページ、説明欄の丸印、地方都市リノベーション事業国庫交付金についてでありますが、歳出でご説明いたしました地方都市リノベーション事業の交付金の補正であります。  続いて、24、25ページをお開きください。24款1項1目総務債であります。25ページ、説明欄の丸印、地方都市リノベーション事業債についてでありますが、新発田駅前複合施設建設事業に係ります市債について、7月臨時会での市債額と今回の市債額との調整したものを補正するものであります。  次に、繰越明許費であります。6ページをお願いいたします。先ほど歳出で申し上げました国庫交付金の交付決定に伴う事業費の年度間調整によりまして事業費を追加いたしましたので、補正前の金額に歳出予算を追加し、補正後の金額11億7,091万4,000円で繰越明許の設定をお願いしたいというものであります。  最後に、債務負担行為の変更であります。隣の7ページをお願いいたします。歳出で申し上げた国庫交付金の交付決定に伴います事業費の年度間調整によりまして、7月臨時会での限度額から今回の歳出補正額、いわゆる27年度に予定の事業費を前倒しで処理するため限度額を補正するものであります。したがって、7月臨時会でお示しいたしました概算工事費は、監理委託も含め変更はございません。なお、これらにつきましての資料については、2月19日に議会のほうにお届けした資料をあわせご確認いただきたいと思います。
     以上であります。よろしくお願いいたします。 ○委員長(加藤和雄) 清野財務課長。 ◎財務課長(清野勝彦) 財務課所管分についてご説明申し上げます。  初めに、歳出であります。34、35ページをお開きください。2款1項23目、説明欄中ごろの丸、財政調整基金費は、基金の運用利子及び今回の補正に係る歳入歳出総額の差引額を財政調整基金に積み立てるものであります。同じく24目、説明欄その下の丸、減債基金費は、基金の運用利子及び将来の公債費の増加に備えまして減債基金に積み立てるものであります。同じく25目、説明欄その下の丸、地域振興基金費は、基金の運用利子及び寄附金を地域振興基金に積み立てるものであります。  次に、50、51ページをお開きください。4款1項1目保健衛生総務費、説明欄上から2つ目の丸、水道対策推進事業は、大槻地区簡易水道の渇水対策として水道局が行いました上水道仮設送水管の整備に対しまして、一般会計から出資するものであります。  次に、80、81ページをお開きください。11款1項1目、説明欄一番上の丸、元金は、一部の地方債の利率の見直しに伴いまして、元金と利子の償還の割合の変更による元金の増額でございます。同じく2目、説明欄その下の丸、利子は、地方債の借り入れ実績によります減額とするものでございます。  次に、歳入でございます。戻っていただいて、12、13ページをお開きください。2款2項1目と4款1項1目、説明欄下から2つ目の丸、自動車重量譲与税及びその下の配当割交付金は、今年度の交付見込みによりまして、それぞれ減額、増額するものでございます。  次のページ、14、15ページをお開きください。10款1項1目と11款1項1目、説明欄一番上の丸、地方特例交付金及びその下の普通交付税は、それぞれ交付額が決定しましたことから増額するものでございます。  次のページ、16、17ページをお開きください。17款2項1目総務費国庫補助金、ページ中段の3つ目の丸であります。がんばる地域国庫交付金は、交付額が決定したことから増額するものであります。  次のページ、18、19ページをお開きください。18款2項1目総務費県補助金、説明欄下から6つ目の丸、新潟県地域経済活性化・雇用創出臨時県交付金は、年度途中に創設されました県の補助金であり、交付額が決定したことからこのたび計上するものであります。  次に、次のページ、20、21ページをお開きください。19款1項2目基金運用収入、説明欄下から5つ目の丸、財政調整基金利子、その下の減債基金利子、その下の地域振興基金利子は、それぞれの基金の運用利子でございます。  次に、26、27ページをお開きください。24款1項7目、説明欄上から2つ目の丸、臨時財政対策債は、発行可能額が確定しましたことから増額するものでございます。  財務課所管分については以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 片桐税務課長。 ◎税務課長(片桐照) 税務課所管分は、歳入のみの補正でございます。ご説明申し上げます。  まず、2ページ目からお願いいたします。第1表の左側、歳入でございます。市税全体では補正前の額113億1,307万3,000円のところ、補正額3,961万1,000円増額としまして、計113億5,268万4,000円としたいというものでございます。  それでは、12、13ページで内訳を申し上げます。いずれも現年課税分でございます。1款1項1目個人市民税では、当初見込みよりも所得割が伸びなかったことにより減額を、その下2目法人市民税では、法人の業績が当初見込みよりも伸びたことから増額を、2項1目固定資産税では、償却資産税分が当初見込みよりも伸び増額を、その下4項1目市たばこ税は、販売本数が当初見込みより大きく減少したことから減額したいというものでございます。  以上、よろしくお願いいたします。 ○委員長(加藤和雄) 中野収納課長。 ◎収納課長(中野禎昭) 次に、収納課所管分についてご説明申し上げます。同じく補正は歳入のみでございます。  予算書の24、25ページをお願いいたします。最上段の表、23款1項1目の延滞金の1節延滞金につきましては、今年度の実績を勘案いたしまして増額の補正をしたいというものであります。  収納課所管分については以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(加藤和雄) 大竹選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(大竹政弘) 選挙管理委員会事務局所管分について説明をいたします。  初めに、歳出であります。予算書39ページ、お開きをお願いいたします。説明欄上段、2款4項3目土地改良区総代選挙費は、平成26年6月3日執行の豊浦郷土地改良区総代総選挙が無投票となったことから減額補正するものであります。次の段、5目新潟県議会議員一般選挙費は、来月執行予定の同選挙時に購入を予定していた自署式投票用紙自動読み取り分類機について、昨年12月に執行した衆議院議員総選挙時に先行して購入したことを受け、購入する備品をパソコン10台に変更し、その差額360万円を減額補正したいというものであります。次の段、7目新発田市農業委員会委員一般選挙費は、平成26年7月6日執行の同選挙が無投票となったことから減額補正するものであります。  次に、歳入であります。15ページ、お開きをお願いいたします。説明欄中段、15款1項1目1節土地改良区総代選挙費負担金は、歳出で説明したとおり、同額を減額補正したいというものであります。  次に、21ページ、お開きをお願いいたします。説明欄中段、18款3項1目3節新潟県議会議員一般選挙費県委託金は、歳出で説明したとおり、歳出と同額を減額補正したいというものであります。  以上であります。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。 ○委員長(加藤和雄) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  渡部委員。 ◆委員(渡部良一) それじゃ、幾つか質問させていただきます。  まず、人事課関係で29ページでしょうか、先ほどの説明で職員給与費が約1億6,000万プラスになっておりますが、26年度人勧を受けた結果だという説明がありましたが、ずっと中を見ますと、いわゆる給与費の部分でプラスはないなと思って、退職手当が1億5,000万プラスされているんですよね。したがって、今回議何号でしたか、職員の給与等に関する条例改正が出ておりますが、それとも関連をするわけでありますが、この条例改正が通れば、当然差額支給ということになっていくわけでありますから、そのこと、先ほどの説明とは人勧の部分はここに少し反映されていないような感じがするんですが、どういうふうに理解をすればいいのか。専らこの中身は退職手当1億5,000万のプラスということになっています。関連をして、この退職手当がなぜこんなに1億5,000万もプラスになったのか、いわば早期退職が多いのかというふうに思いますが、そのこと。あわせて早期退職ということになると、まだ人勧が議決されておりませんから、いわば早期退職者には人勧の影響は退職手当にどうはね返っていくのか、この辺も少しご説明をいただきたいというふうに思います。  それから、同じく31ページの部分だったでしょうか、中ほどのその職員健康診断委託料、これ減額で、その理由は受診者、健康診断の受診者が少なかったという説明でありましたが、昨今いろんな精神の疾患がふえている状況があると思いますが、何ゆえに少ないのか、現状、心身の疾患職員はですね、資料をまだつぶさに見ておりませんのでお聞きをしますが、例年と比べてどういう状況にあるのか、その辺もお聞かせをいただきたいというふうに思います。  それから、33ページでしょうか、同じくですが、駅前の複合施設で約9億円プラスされております。これは年度間の調整によって、来年度、27年度分の前倒しだという説明がありました。資料もそれぞれ駅前の複合施設にかかわっての現状や進捗状況等がありますが、前倒しをしたということは予定よりも早く進んでいるという理解でいいのか、一応26年度はおおむね順調に推移をしているということからすれば、その前倒しの理由がよくわからないのですが、どういうふうに理解をすればいいのか、この資料に基づいて、少し現況、進捗状況等を説明願えればというふうに思います。  次に、逆に市庁舎のほうはマイナスで約9億円になっているわけでありますが、これも26年度はおおむね順調に推移をしているというふうに記載されているわけでありますが、そのことと、なぜマイナスになってしまうのかよくわからないんですが、これもここに記されている報告事項に関して少し説明をいただきたいというふうに思います。  それから、35ページ、財政調整基金、減債基金、積み立てが合わせて約10億円になります。これは先般説明がありました、財政計画のシミュレーションをいただいたわけでありますが、多分それに合致をしているんだろうというふうに思いますが、皆さんの当初見込みあるいは現況に関連をして、財調、それから減債基金のそれで約10億というのはどのように理解をすればいいか、これご説明いただきたいというふうに思います。  以上、とりあえず説明をしてもらえませんか。 ○委員長(加藤和雄) 久住人事課長。 ◎人事課長(久住和明) 渡部委員のご質問にお答えいたします。  ただいまの私のほうの説明で、人勧による増というところですけれども、実際人勧による増につきましては約7,200万程度ございます。ただし、総トータル的な人件費の給与の増減分、途中退職者とか育児休業者が減額になっておりますし、休職者、あとは部分休業、そういうものが主なものでございまして、トータル的には減額になっておりますけれども、この項目的には増額となっております。  あと退職手当の関係なんですけども、今回退職者が合計で35名ございました。内訳を申し述べればよろしいでしょうか……           〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ◎人事課長(久住和明) 定年退職者につきましては25名、定年前が10名、自己都合の方が5名、あとご承知のように任期の関係で、市長、教育長が2名ということで、合計35名となってございます。また、人勧分については定年の方々それぞれ影響しております。  あと健康診断の関係でございます。健康診断につきまして、先ほどの職員の健康診断ということで、これは定期診断とか胃がんとか大腸がんとか乳がんとかということで、当初見込みの数よりも減額になったということでございます。その分実際に健康診断、全員が受けるということで見込んでおりますが、退職者なり、育児休業なりの方々がいらっしゃいまして、実際に受けなかった分の検査の差額だということでご認識をいただきたいと思います。  それから、ご心配いただいておりますメンタルというか、精神不全につきましては、例年大体20名程度で推移はしていたんですけれども、このたび26年度は28名ございました。ただし、既に去年の12月末までに16名の職員が復帰をしてございまして、今現在といたしましては12名がメンタル不調で休んでおるということでございます。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 野崎駅前複合施設建設室長。 ◎新発田駅前複合施設建設室長(野崎光晴) それでは、渡部委員からの歳出で約9億円の予定で、お配りしている資料の中で工事の進捗状況とどのような関係かというところでの質問であります。  お届けしております資料というのは、2月19日にこのような資料だということであります。新発田駅前複合施設建設事業(報告事項)と書かせていただいている資料であります。約9億円の件につきましては、国からの交付金が当初予定よりも多く歳入になりますということでありまして、この間の地方都市リノベーション事業に登載している事業との調整によりまして、複合施設に充当するということであります。ですので、27年度に予定していた事業費をあくまでも26に歳出するという考えであります。  それから、工事の状況については記載のとおりでありまして、26年度については順調におかげさまをもちまして工事のほう進めさせていただいております。  駅前の複合施設につきましては以上であります。 ○委員長(加藤和雄) 青木新庁舎建設課長。 ◎新庁舎建設課長(青木孝夫) 逆に新庁舎のほうでは減額をしたんだがというようなご質問でございますけれども、これも同じく配付をいたしました資料にスケジュールを示させていただいております。資料の1という番号になろうかと思いますけれども、昨年2月にも同様の資料をお示しをして、幅の広い帯のスケジュール、これを昨年2月にお示しをして、その下に少し細いですが、矢印で現在の施工計画というものを示させていただいております。これを見ていただくとおわかりのとおり、当初私どもで見込みましたスケジュールと、実際施工主体という施工者のスケジュールは大きくは狂ってございません。そして、それに従って工事も順調に推移をしているという状況でございます。  今回の補正は、当初に見込んだ額に出来高が達しなかったので減額をさせていただきたいということでございますけれども、これはたまたま年度という単位で区切ったときに、出来高として数字が上がらなかったということであります。具体的には、スケジュール上早ければこの4月、来月から低層階部分の鉄筋コンクリートの構築を始めたいということで、私ども想定をいたしておりましたけれども、そのために3月、今月でありますけれども、のころには鉄筋等の出来高が相当上がってくるだろうという想定もいたしておりました。ただ、実際に施工するということになりますのは5月からということで、想定の範囲内ではあるんですけれども、1カ月おくれまして、おくれましてというか少しずれまして、5月からの鉄筋コンクリートの構築ということでございますので、年度という3月で区切った場合に、3月の部材納入がなく、4月以降にずれ込んだということで、年度割りで計算をさせていただいたということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(加藤和雄) 清野財務課長。 ◎財務課長(清野勝彦) 財政調整基金、減債基金、約10億の積み立ての質問についてでございますが、まず財政調整基金のほうは、今回積み増しのほうが7億8,980万7,500円、そこに利息が48万ほどであります。また、減債基金のほうは積み増しを2億、そこに利息分として19万6,000円なんですけども、まず今回交付税の確定とか、あとまた臨時財政対策債の確定ということで、歳入のほう増になっています。あと歳出のほうでいろいろ減額ということで、これらの歳入歳出の差し引きを基金のほうに積み立てるということで例年やっております。財政計画どおりにやっておりますし、また臨時財政対策債は31年、32年ごろが今世紀のピークになるということで、これも財政計画でお示ししておりますけども、この公債費の増を見込んで減債基金のほうに計画的に積み立てるというものでございます。  以上です。 ○委員長(加藤和雄) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) それじゃ、理解の問題なんですが、ちょっとまだ理解し切れないもんですから再度質問しますが、今の人事課長の答弁で、私の質問の趣旨は、要すれば人勧に基づく差額が実施をされ、それは条例が通ればの話ですが、差額支給がなされるわけですから、そうすると今年度人勧幾らでしたかね、いずれにしましてもその部分がここに計上されてこないのは、ちょっとまだ理解ができなかったもんですから、そのこと。それから、あと退職手当の部分について、25名予定をしていたけれども、プラスで定年退職以外で早期退職も含めて自己都合等で多くなったということでプラス約1億5,000万という数字になったということなんですね。もう一点は、先ほど聞きましたけれども、早期退職者は人勧は昨年の4月1日にさかのぼって実施でありますから、今回条例が通ればの話なんですが、それは当然早期退職についても退職金の見直しが行われるのかどうか、そのことちょっと聞かせてください。 ○委員長(加藤和雄) 久住人事課長。 ◎人事課長(久住和明) 申しわけございません。渡部委員のご質問に再度お答えをいたします。  退職手当につきましては、早期退職につきましても差額は補填、支給されますし、今回のおっしゃるとおりに一般議案まだ通ってございませんけども、予算議案につきましては加味されたものでございます。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) 課長、前段のほう、ベースアップの部分がここに出て、一般職給料というのはマイナス計上されているわけですよね。常識的には、プラスで出てくるのかなというふうに思ったわけです。だから、それいろんな相殺をしたというふうに言っていましたよね。その相殺の部分が人勧によってベースアップが行えるとすれば、どれだけプラスになって、そして相殺をされる部分がどういった形で相殺をされるのか、それが具体的にわかれば理解できるんで、そのことです。 ○委員長(加藤和雄) 久住人事課長。 ◎人事課長(久住和明) それでは、予算議案の83ページをごらんいただきたいと思います。ただいまの渡部委員のご説明につきまして、一般職であれば(2)の下のほう、給料及び職員手当の増減額の明細というところで、たまたま給料減額になっております。退職手当は増額になっておりますが、その給料のところで給与改定に伴う増額分が書いてございますし、その他の増額分ということで、今渡部委員がおっしゃったとおり相殺されてのことでございますが、費目が違いますので、結果的には増額分と減額分ということでございます。 ○委員長(加藤和雄) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) わかりました。  83ページのほうに出ていたんですね。申し訳ありません。  それで、次に市庁舎と駅前は、じゃ理解としてはいずれにしましても市庁舎のほうについては、工事のおくれによるマイナスと、端的に言って、駅前複合施設のほうについては歳入増、国からの、歳入増によってプラス9億というふうに理解をしてよろしいのかということ。再質問です。  それからあと、一応財調、これも簡単にしますが、財調・減債約10億のプラスというのは、おおむねシミュレーションどおりにいっているというふうに理解をしてよろしいのか。 ○委員長(加藤和雄) 青木新庁舎建設課長。 ◎新庁舎建設課長(青木孝夫) 新庁舎の建設につきましては、工事のおくれということではなくて、当初スケジュールを立てましたのが昨年の今ぐらい、2月ぐらいにスケジュールを立てて新年度予算をお願いしたわけでありますけども、これは私どものある程度の想定をしてスケジュールを出して、それに見合う予算をお願いをしたという形になります。その後、7月の臨時会によりまして、本体工事であれば本契約に移行しまして、その後実際の施工を行うJVから出していただいたスケジュール、これとこの4月、5月の境目ぐらいのところに若干の差があったということでありまして、工事自体がおくれているということではなくて、たまたま年度で区切った際の出来高だということでご理解を頂戴できればありがたいと思います。 ○委員長(加藤和雄) 野崎駅前複合施設建設室長。 ◎新発田駅前複合施設建設室長(野崎光晴) 新発田駅前複合施設につきましては、渡部委員おっしゃるとおり歳入増によりましての調整になります。 ○委員長(加藤和雄) 清野財務課長。 ◎財務課長(清野勝彦) 基金のほうには、財政計画どおり、シミュレーションどおり基金の残高を保有しております。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑はありませんか。  若月委員。 ◆委員(若月学) 私のほうからは、新庁舎の関連ともう数点お願いします。  新庁舎の関係で、工期おおむね順調に進んでいるというふうなお話ではありましたが、先ほど青木課長のほうからヨコミゾ先生のところで数量の違いというふうなお話もありました。その設計者の中での数量というのは、耐震の数字なのか、それとも鉄筋の数字が違っていてトン数がふえたとか、例えばコンクリートのボリュームが違っていたのかとか、そういう具体的なところも当然予算のところに反映はしてくると思いますので、その辺の中身を知り得る限りでちょっとお願いしたいというものです。  あとは、情報政策課のほうなんですが、委託料であったり修繕というふうな形の中で、全て減額というふうなことになっています。これは、そうしますと当初委託を予定しておった業者が違う業者になったというふうなことで減額になっておるものなのか、またこの差というのは想定内というふうな形でなっておったのか。というのは、全て減額補正というのは、やはり予定、予想がちょっと少し甘いんではないかなというふうな中身で、実態とそれから予定されている金額というのが、例えば請け差で100万ですとか、そういうような金額であればいいんだけど、1,000万以上違うというふうなのは、これどういうふうな形で見積もりもしくは予算を組んでいらっしゃるのか、その辺を少しお聞きしたいというふうなことです。  あとは、ふるさと納税の関係、ふるさとしばた応援寄附の件でなんですが、先ほど基金のほうに繰り入れるというふうなお話はあったんですが、基金に繰り入れるということになりますと、目的がどのような形のところでというふうな形で示してといいますか、たしか6項目ぐらいあったと思うんですが、どこの分野にそれを今んところ考えていらっしゃるのか、そのことを少しお聞きしたいと思います。  よろしくお願いします。 ○委員長(加藤和雄) 青木新庁舎建設課長。 ◎新庁舎建設課長(青木孝夫) 設計事務所における設計時の積算の誤りの部分でございますけれども、これは設計時、ヨコミゾマコト建築設計事務所におきまして、鉄骨で約1,000トンほどと見ておりました数字が240トンほど不足をしていたといったようなところ、それから鉄筋も約900トンと見ておりましたところが100トンほど不足をしていた、過小に積算をしたというところで報告を受けております。原因につきましては、設計事務所から構造計算でありますとか、積算いたします事務を一部委託をしている会社がございますけれども、そこでそれぞれ見積もりあるいは積算をしているものでありますけれども、それを合算する際に一部合算しないでカウントし損ねたものがあったためだというふうに私どものほうで聞いております。  以上であります。 ○委員長(加藤和雄) 伊藤情報政策課長。 ◎情報政策課長(伊藤英策) 今ほどの若月委員のご質問にお答えいたします。  委託料が減額が多い、その理由についてというふうなことでございますけれども、1つ目ですけれども、3つ一応大きな理由があるのですけれども、1つにつきましては入札の関係、入札で請け差が出たというふうなことでございます。その際に、当初予算組む段階では、あくまでも業者からの見積もり、契約どおり2社以上からとっているわけなんですけれども、そういった際は定価ベースで来るというふうなことから、あと競争が働いたというふうなことで入札に請け差が出るというふうなことでございます。  あと改修委託料につきましては、当初の段階では国の制度改正が主なんですけれども、それにつきましては詳細が出てこない中での当初予算組みというふうな形で、多少多目にとっているというふうなことになります。  あとクラウド化事業の中で取り組んでおります社会保障・税番号制度の対応、改修委託料1,600万ほどなんですけれども、これにつきましても国が予定どおり仕様書を出してこないためにこういった差額が出たというふうなことでございます。マイナンバー制度の改修につきましては、26、27、28の3カ年で取り組むことになっております。この減額した分につきましては、また27年度、28年度に移っていくというふうなことでございます。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 佐藤総務課長。 ◎総務課長(佐藤弘子) ふるさとしばた応援寄附金についてでございます。寄附金の使い道、メニューについては、委員のほうから今お話がございましたように、項目としましては、素敵に育て!新発田っ子とか、あるいはありがとう!育った地域へとか、あるいは市長へ一任ということで、8項目使い道お示しをさせていただいております。それを寄附してくださった方、その際にこういったことで使ってくださいという、そういう意向をお伺いをしまして、事業のほうに充当させていただいているというやり方をさせていただいております。今年度につきましては、それぞれ既決の予算の中で充当を既にさせていただいておりまして、例えば素敵に育て!新発田っ子ということでご希望のあったものがございましたけれども、食とみどりの新発田っ子プラン推進事業のほうに充てさせていただいているもの、あるいは特に多いんでございますけれども、地域のほうに充当していただきたいというご希望もございまして、例を挙げますと、例えば紫雲寺のほうにということで、紫雲寺支所のAEDの購入に充てさせていただいたりということもさせていただいております。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 若月委員。 ◆委員(若月学) ありがとうございました。
     今お聞かせ願った中で、1点、ヨコミゾ先生のところで受けるその鉄骨なり鉄筋の積算の誤りというのは、実際の話ちょっと私理解できないんです。というのは、下請のといいますか、外注に出したところで間違えたというふうなことで処理される問題ではなくて、やはり元請としてきちっと精査して、それで当然ながら耐震であったり、そういうふうな今特に新発田の場合は、他の市町村、余り使っていない中免ということにもなっております。その中で出てきた誤りなのかもしれませんし、やはり安心、安全な市庁舎を構築するためには、それこそ外注先の責任とか、そういうふうなことでは済まされないというふうなことは私は思っております。ですので、このようなことが他の建物ですとか、それにもあるのではないかというふうなちょっと疑念を覚えました。  また、そのことによりまして、新庁舎のほうから建設の関係につきましては、強くヨコミゾ設計事務所に申し伝えるとともに、このようなことが以後ないようにというふうなことでお願いできればと思います。次に出てきたときにまた足りないなんていうふうなことになると、本当に今度問題になりますんで、よろしくお願いしとうございます。  あと情報のほうなんですが、情報に関しましては今お話聞いた限り、納得というふうなところはあるんですが、やはり2社のお見積もりというのは定価というふうな話あるんですが、定価のある会社しかそうすると入札できないのかというふうな疑念も持たれます。というのは、大手が2社ぐらいしかないのか、例えば地域でも情報通信会社を展開されている事業者もあるわけで、そういうのは参入できないのか、そういうふうなのをもう一度ちょっとお話を聞きたいと思っております。よろしくお願いします。  青木課長のほうからも一言。 ○委員長(加藤和雄) 青木新庁舎建設課長。 ◎新庁舎建設課長(青木孝夫) 今の若月委員からのご質問あるいは要望の部分でございますけれども、今回の積算の誤りと申しますのは、実は設計上、図面のほうで落としていたということではなくて、特にドアでありますとか蛇口でありますとかという、そういう一つ一つ絵で見てわかる拾い方じゃなくて、鉄骨になりますとかなり細かな、何メートル掛ける何センチ掛けるという、そういうものをトン数に置きかえるという作業があるようなんです。重量で計算します。その専門用語では、何か拾いというようなことを言うようなんですが、その拾いをそれぞれしている際に合算するときにカウントしなかったものがあるということで、設計上、図面として抜けているということで、安全性が欠けているということではございません。  それで言われましたとおり、こういうことがあっては困りますので、私どものほうでもこれのほかにももう3工事もございます。それらについて確認もいたしておりますけれども、今現在支障があるということはございませんので、本体工事を含めて全4工種ともこれで、この契約できちんと請負ができる状態になったというふうに思っております。  また、ヨコミゾ事務所のほうにつきましては、その原因調査でありますとか、数量確定するときにも当然お願いをいたしましたし、一連の入札の手続が終わりました後に、市のほうに来ていただきまして謝罪の言葉も受けたといったところでございます。今後ないような形でご要望があったということは、きちんとお伝えをしていきたいと思っております。  以上であります。 ○委員長(加藤和雄) 伊藤情報政策課長。 ◎情報政策課長(伊藤英策) 今ほどの再質問でございますけれども、見積もりのとり方というふうなことでしたけれども、この見積もりのとり方につきましては、契約検査課が示しているとおりのやり方でやっているものでございます。あとその事業者がどこまで参加できるのかというふうなことだと思うんですけれども、それにつきましても契約検査課のほうで登録している事業者がありますので、そこからとっているというふうなことでございます。入札に関しましては、そのような見積もりのとり方しております。あと随意契約というふうな形で、随契になる業者もありますけれども、それにつきましては当初と実際の時期での差額が出るというふうなことでございます。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 若月委員。 ◆委員(若月学) 済みません。今の情報政策課のほうのお話の中で、ちょっとよくわからないのが、契約検査課でエントリーされている方の中から入札に応募することができるというふうなお話ではあったんですが、そうしますと見積もりをとっているのも契約検査課というふうなことになっているのか、それとも情報政策課のほうで見積もりはとって、その中で契約検査課に上げて、契約検査課がその中で精査をして見積もり要件に上げながらやっていらっしゃるのか。それによっては、入ってこれないというか、1つのハードル、2つのハードル、いろいろなハードルというのは出てくると思うんですが、その辺の見積もりのとり方をどこでじゃあどなたがとっていらっしゃって入札のほうに回していらっしゃるのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○委員長(加藤和雄) 伊藤情報政策課長。 ◎情報政策課長(伊藤英策) 説明不足で申しわけございませんでした。  契約検査課のほうで登録業者というふうな一覧表ありますけれども、そこの一覧表を見ながら、うちの欲しい内容について合致する業者2社以上から見積もりをとっているというふうなことでございます。見積もりは、情報政策課のほうでとっております。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑。  小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 済みません。今の若月委員の新庁舎の鉄筋とコンクリートの不足ですか、これについての……           〔「鉄骨」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(小柳肇) 鉄骨か、これについての関連なんですけど、私別に建築業者とかでもないんでぴんとこないんですけど、一般市民的な感覚から言うと、要は設計上の数字は正しかったと、だけどそれを積算のほうに回すときに少なく見積もった金額で実際動いていたということだとすると、言い方変えれば先ほど、コンクリートの鉄骨の量でいうと25%ぐらい、要は足りない形だったみたいなんですけど、実際そのままわからなければ工事は進んだということなんでしょうか。それとも、それはそれであくまで材料発注とかお金の問題だけであって、実際の工事はそうじゃないんでしょうかね。ちょっとその辺がわかんなくて、もう一度お願いします。 ○委員長(加藤和雄) 青木新庁舎建設課長。 ◎新庁舎建設課長(青木孝夫) 済みません。わかりにくくて大変申しわけございません。今回の積算の誤りにつきましては、先ほどもちょっと申し上げたんですけれども、図面上は正しい図面になっております。それで鉄骨何センチ掛ける何センチの厚みで何メートルという、そういうような設計をしておるようでございますけれども、それを総量で発注をいたしますので、トン数という形で置きかえる作業があるようなんです。それを積算の会社に一部委託をしておったりというようなところがありまして、それぞれの足し込みをする際に一部数字が漏れてしまったところがあるというふうに聞いておるところであります。ですので、最終的に発注をいたしまして施工する際には、この問題がいずれわかりまして施工ができないんだというような形になる場合があったと思いますけれども、今回はその前に明らかになったということで、十分な施工ができる状況になったというところでございます。  以上であります。 ○委員長(加藤和雄) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) ということは、このまま進んでいれば図面は正しいわけだから、施工はそのとおり、図面どおりになるはずだったんだけど、その中間で鉄骨の量を計算するときの中間的な部分で発覚したということになるとは思うんですけど、だから言い方変えればこのまま今回わかんなくても、施工自体は図面どおりにちゃんと行われるから安全上問題があるというわけじゃないと。ということは、言い方変えればもっと先の段階で今回のものが出てくる可能性もあったということになると思うんですけど、ということは姉歯事件のようなそういうものではないということを意味しているとは思うんですけど、ただ市民から見れば非常にわかりにくい話なので、どうなんでしょうか。非常にわかりにくい話だと思うんで、その辺の説明というのはちょっと丁寧にしたほうがいいんじゃないかなというふうに思いました。  ちなみに、これは今回誰が気がついたんですか。設計事務所が気がついたんですか、それとも積算を間違った外注業者が気がついて訂正したいというふうな申し出があったんでしょうか、この順番ちょっとお聞かせください。 ○委員長(加藤和雄) 青木新庁舎建設課長。 ◎新庁舎建設課長(青木孝夫) それでは、今回の積算の誤りの発覚の経過を少しご説明をさせていただきたいと思っております。  まず、本体工事の入札の手続の際に、質問という期間が設けられております。その際に、参加意向を示します業者のほうから鉄骨において数量がふえたということで、予定価格と乖離が予想されるという質問がございました。それをもって状況を把握したというところでございます。具体的には、本体工事は5月12日の公告でございましたけれども、5月20日から6月10日までを質問期間といたしておりました。その際、そのような質問があったというところでございます。私どものほうでは、その後設計者のほうに調査を命じまして、原因が判明をいたしまして、設計者あるいは一部受託を受けている会社が来られまして、積算のほうに誤りがあるようであるということで説明を受けました。ただ、誤り自体は相手方、施工いたします受注者の方と詳細を一つ一つ詰めないと確定をいたしませんので、まだ数量的な部分は固まっておりませんでしたけれども、積算の誤りがあるようだという報告は受けております。その後、私どものほうでその質問に対しまして、まだ数量が固まっておりませんので、受注者決定後に必要と認められる部分について協議をしますという形で回答をいたしまして、それを市のホームページできちんと公表して、入札の意向を示す企業に全く同じ条件で見られるようにホームページで回答、公表した状況といたしておりました。その後、一連の手続を終えまして受注者が決定したということで、数量、金額について協議をして調整をさせていただいたというところでございます。  以上であります。 ○委員長(加藤和雄) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) ただいま庁舎の問題で話が出ておりますが、監理業務委託者というのはヨコミゾ設計でいいんでしょうか。 ○委員長(加藤和雄) 青木新庁舎建設課長。 ◎新庁舎建設課長(青木孝夫) 工事の監理につきましても、ヨコミゾマコト建築設計事務所のほうにお願いをしております。  以上であります。 ○委員長(加藤和雄) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 私、このヨコミゾをどうこうという話ではありませんけども、この建設のときに一番問題になったのは、この監理業務者は誰になるのかというところの話がありました。それで、大手ゼネコンの担当者と私もちょっと話をしたことがありました。そのときに、このヨコミゾでは全体の監理委託はまず難しいんだという話も出ておりましたが、やっぱりこういうふうな問題が発生してきておると、やっぱり監理業務委託者がやっぱりそれができない部分もあったのかなというふうに考えられるんですが、これは今もう監理委託をしておりますので、どうこう言う話ではありませんけども、まだまだこういうふうな話が出てくる可能性が逆に言うとあるんじゃないかというふうに心配するところであります。  そういうことで、これは一つの問題でありますけども、これからやっぱりまだまだ、今基礎部分をやっておりますけども、これから建屋のほうに入ってくるわけですが、その点でまた外注している下請の設計屋、また納入者、そういうところからの問題が発生する可能性があるんじゃないかというふうに危惧するところなんですが、その辺の管理は担当課できちっとやっぱりやっているのかどうか、チェックをしているのかどうか。これをやっぱりしていただかないと、幾ら設計監理者であってもわからない部分はたくさんあると思うんですね。ですから、その辺の一つ一つやっぱりチェック機能を働かせていかないとまたこういうふうな変更が出てくる。特に今資材や労務費が上がってくるわけですので、そこで一緒になってしまってごちゃになると非常に予算の部分で相当大幅な変更が生じてくるのかというふうに心配するところでありますので、今現在そのヨコミゾ設計のところからの部分で今回発生した部分だけなのか、それとも小さいところも個々にあったのか、その辺ちょっとお聞かせ願いたいというふうに思います。 ○委員長(加藤和雄) 青木新庁舎建設課長。 ◎新庁舎建設課長(青木孝夫) 工事の監理者についてさまざまちょっと声があったというのは、私ちょっと承知はいたしておりませんけれども、まず今回この積算の誤りが発覚いたしましたのは入札時でございまして、監理者を工事の管理ということでお願いをしたのは工事が始まってからでございますので、順番的にはちょっと逆でございます。  それと、あのような設計をしていただいて、個性的な部分もございますし、でありますので、どうしても監理、これはほかの方ではなかなかできないということで、設計者でありますヨコミゾマコト建築設計事務所にお願いするのが妥当であろうと私は思っております。  それと、今後のご懸念ということでございますけども、先ほども少し申し上げましたけれども、契約後に現場のほうでは4工種ございますけれども、それぞれ詳細な施工図を描きまして、実際の現場での支障物があるかとか物理的に大丈夫なのかとかあるいは工法はどうなのか、順番はどうだとかさまざまな展開をして調整を進めてきております。その中で現場からは、今回お願いしているもの以外に支障があるというものは出ておりませんので、今後例えば上屋が上がっていく段階におきましてもこのような積算の間違いというものは出てこないというふうに思っております。  ただ、どうしても突発的なものでありますとかスライドに関係するものでありますとかあるいは私どものほうからの要望で変更、追加をせざるを得ない部分は、これは別と考えていただきまして、今後はこういうことはないというふうに私は思っております。 ○委員長(加藤和雄) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) そのヨコミゾの部分は、やっぱりどっちかというとデザイン的なほうが主力なんで、あと基礎とかそういう耐震、免震、そういうものは全くわからないで、ほとんど外注になると思うんですよね。だから、そういうところでうまく管理する方と連携が整っていないとそういう今の問題みたいなものが発生してくる可能性が十分あると。それは、もう当初から大手ゼネコンからの話も私聞いています。だから、こういうふうにならなけりゃいいがなと思ったやさきにこういうのが出てきていますので、完成するまでに相当やっぱりそういうところが発生しかねないなというふうに想像したわけなんですが、その辺、これは発注側がきちっとやっぱりしていかないと、最終的にこれが下がるんであればいいんですけども、上がっていきますと、市民感情も相当やっぱり痛手をこうむりますので、その辺を。  それと、市民の皆さんもそうですけど、我々それを審議する議員までが何をやっているんだというふうに言われるのが大きいわけです。だから、その辺をしっかりとやっぱり担当課でこれからの、まだまだ今基礎部分ですから、これからが大半になってくるわけですので、その辺しっかりと見ていただきたいと。これは要望で終わります。  時間もあれですので、また次のものはまた午後からにさせてもらいます。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑。           〔「関連」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 小坂副委員長。 ◆委員(小坂博司) 数量の不足ということはわかりました。今後これ設計変更ということになるのかならないのか、その辺どのような取り扱いになるのか教えていただきたいと思います。 ○委員長(加藤和雄) 青木新庁舎建設課長。 ◎新庁舎建設課長(青木孝夫) この積算の誤りにつきましては、数量が変わってまいりますので、設計の変更だということで、ご提案のときにもお願いをいたしましたけれども、年度内に変更契約をさせていただいて専決処分をさせていただきたいということでございます。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑はありませんか。  ちょっと質疑ある方。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) それでは、午後1時10分まで暫時休憩します。           午後 零時04分  休 憩  ─────────────────────────────────────────           午後 1時08分  開 議 ○委員長(加藤和雄) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  質疑を続行いたします。質疑ある方。  長谷川委員。 ◆委員(長谷川健吉) 私のほうからは、伊藤課長の関係になります。情報処理でなく、情報政策課長の関係でありますが、ぱっと説明をお聞きして、不用残とそれから作業を残してということで少し金額を残していますが、この辺について見込みと実施の関係がどうだったのかなと。それから、決算でありませんので、でも3月末締めが近づいていますので、ちょっとお聞かせ願いたいということですが、まず不用額の関係、これ先ほどの質問では契約検査課の関係があるというようなこともありましたけど、これ競争入札、システム管理についての契約の方法いろいろあるんだと思いますが、まず今の庁舎の関係の管理についての業者さん、それから今度新庁舎についての業者さん、それから複合施設はまだですよね。それなら……もし複合施設の関係もあるんであれば複合施設の業者さん、システム管理の関係。それと、今度システムクラウド化という住基ネットの関係の業者さん、これみんな同じなのか、それぞれ別なのかということをお聞きしたいです。  それから、これは特殊な業界なんで私も全くわからないんですが、1回契約するとずっとつながっていくのかなというのが、先ほどの作業を残してしまったので、来年度、27年度の工事になりますという説明がございましたが、これについては恐らく関連工事というか、主体になる施設工事の関係でそういうふうになっていくんだろうなと思いますが、これは新しく契約をし直すのか、それとも本来繰り越すというのが本来の形なんだろうと思いますけども、その辺をちょっとお聞かせ願いたいなと。とりあえず。 ○委員長(加藤和雄) 伊藤情報政策課長。 ◎情報政策課長(伊藤英策) 長谷川委員のご質問にお答えいたします。  不用額の関係というふうなことですけれども、この不用額が発生する関係につきましては午前中にご説明したとおりでございます。多少甘いんじゃないかというふうなこともありましたけれども、正規の手続でやっているというふうなことでご理解いただきたいと思います。  あと、システム関係の業者というふうなことですけれども、大きくシステムごとに契約している業者があるというふうに考えていただきたいと思います。大きなところでいいますと、住民情報システム関係、あと内部情報の関係では行政内部情報システムとか、また電子申請システム、公共施設予約システムとか、さまざまあるわけなんですけれども、大まかに7業者と契約してございます、システムごとになりますけれども。  契約するとずっと続いていくのかというふうなことでございますけれども、システムというふうなのは大体見直しするのが機械のリース期間に左右される部分がありまして、大体5年ごとにシステムの見直しというふうな形でやっております。どこの自治体でもそうなわけなんですけれども、その5年ごとの見直しの際に再度また資料をつくり直して募集するというふうな形でございます。一応5年サイクルというふうなことでございます。  あと、新庁舎になったら業者がどうなのかというふうなことと、クラウド化がどうなのかというふうな話ですけれども、住民情報システムにつきましては今年度1月から稼働してございます。26年度予算で構築して、1月からうちの4階の電算室に機械を導入して今まで動かしてきましたけれども、それを今度外出しいたしましてクラウド化、1月から稼働したということでございます。本稼働というふうな形であれば、27年の4月からというふうなことでございます。  新庁舎のネットワークの関係ですけれども、新庁舎の工事の中で新たな配線を引いてネットワークをつくるというふうなことになります。その工事の関係につきましては、今、先ほどちょっと申しましたけれども、詳細設計書を今つくっている段階で、来年度、27年度ではなくて28年度ですか、構築していくと、新たに募集をして構築していくというふうなことでございます。  あと、制度改正の関係で、何年間か債務負担行為でやるべきものなのかというふうな話だったと思いますけれども、これにつきましては債務負担行為がとれるものについてはそういうふうにしておりますけれども、今回の社会保障・税番号制度の関係につきましては、国がその仕様ですか、全体像を3年間で構築するわけなんですけれども、全体の仕様が固まっていない中でのスタートでございました。そういったことから、26年度についてはこの金額でやりましたし、あとほかの残りの残額については今度27、28とやっていくというふうなことでございます。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑はありませんか。  稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 先ほどは関連でしたので、私のほうのに入りますけども、当初予算に対して大分減額というふうな部分がたくさん出てきておりますが、減ることはいいことなんで、わかるんですが、その中で印刷費、これが発注方法は今現在どのようになっているのか。広報とか議会報とか、いろいろ印刷あります。その辺がちょっと今のやり方は、入札は当然だと思うんですが、どんなふうなやり方で入札をやっておるか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○委員長(加藤和雄) どこの課ですか。  稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 減額部分が議会報も出ていましたしね。そういう部分で、発注方法は入札方法で来ておるかと思いますが、その辺今の状況、発注状況をわかったら教えてもらいたいということであります。 ○委員長(加藤和雄) 白田議会事務局長。 ◎事務局長(白田久由) 議会報の発行の関係の印刷製本費でありますが、一応単価見積もりというふうな形で、単価入札というふうな形で数社から見積もりをいただいて、その中で最低の部分で決定をしているというふうな状況でございます。 ○委員長(加藤和雄) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) それはわかりましたが、この印刷関係の発注方法ですね。以前は印刷会社によって、広報なんかもそうですが、持ち回りで何社かで回していたんですが、最近は競争入札なのか、その分で大分減額が出てきているということになるんだと思いますが、とにかく安いのはいいと思うんですけども、以前みたいに何社かが1年持ち回りでというふうなことがあったんですが、今現在はそういうふうな市内の業者に発注する方法は、あくまでも競争入札で入札をやっておるというふうに理解していいんでしょうか。これちょっと全体的な問題なんだけども、総務関係なもんだから。ここはわかりませんか。入札が入っていないのかな。           〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆委員(稲垣富士雄) 入っていないんだな。  これはあくまでも私のほうの話ですが、以前はそういうことで何社かが持ち回りで同じ金額で年間回していたというふうに聞いておりますが、今現在はそういうふうなことでなくて、1回1回の入札ではっきりさせてくるということ、もう一つは市外の業者が入ってきておるのかどうか、この辺もちょっとわからないもんですから、この関連で質問をしたところなんですけども、ここはちょっとわからないんでしょうかね。 ○委員長(加藤和雄) 坂上政策調整監。 ◎政策調整監・企画政策課長(坂上徳行) 今ほどのご質問でございますけども、もし各社が相談して持ち回っていたということ、これは大変な問題になろうかと思います。基本的には役所は全て競争入札、昔から競争入札でやっている、結果としてそういうふうな形にはなったところはあるかもしれませんけども、持ち回りで約束して次は誰がとるというふうなことになっているというのは、多分大きな問題になろうかと思いますんで、私ども執行部側としては常に契約約款に基づきまして入札をしているというふうな現状でございます。  以上でございます。           〔「市外は入っているんですか」と呼ぶ者あり〕 ◎政策調整監・企画政策課長(坂上徳行) 金額により、またその内容によって市外業者も入れる場合もありますし、基本的には市内業者ということで今までも取り組ませていただいたということだと思います。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑ありませんか。  小坂副委員長。 ◆委員(小坂博司) 1点だけお願いいたします。  17ページですけれども、がんばる地域国庫交付金が少しついたようでございますけども、これいろいろ計算式難しくていろいろあるかと思うんですが、新発田においてこのついた理由といいますか、そういったものがわかればお願いしたいと思いますが、お願いいたします。
    ○委員長(加藤和雄) 清野財務課長。 ◎財務課長(清野勝彦) がんばる地域国庫交付金のご質問でございます。これにつきましては、交付金の目的としまして、国のほうからのアベノミクス効果の全国への波及が求められている中で、景気回復が波及していない財政力の弱い市町村が行います地域活性化に向けた事業に対しまして、国のほうで25年度の補正予算においてこのがんばる地域国庫交付金というものを創設しました。そこで、それぞれの全国の自治体に国のほうで算定されまして、財政力の弱いところにちょっと手厚くしたりとか、あと行革の努力に応じて加算とか、そういったことで計算式の上で交付されております。ちなみに、うちのほうでも幾つかの建設事業のほうに、単独事業と、あとは補助事業の単独分のところに充当を予定しております。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第114号 平成26年度新発田市一般会計補正予算(第10号)議定についてのうち総務常任委員会所管分については原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(加藤和雄) 挙手全員であります。  よって、議第114号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  これより議案審査に関係のない説明員は順次退席されて結構です。  次に、議第140号 平成26年度新発田市一般会計補正予算(第11号)議定についてのうち総務常任委員会所管分を議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  坂上企画政策課長。 ◎政策調整監・企画政策課長(坂上徳行) それでは、議第140号 平成26年度新発田市一般会計補正予算(第11号)議定についてのうち、企画政策課所管の補正概要についてご説明を申し上げます。  10、11ページをお開き願います。2款1項12目企画費であります。11ページ説明欄の最初の丸印、総合戦略策定事業についてであります。地方創生の取り組みの推進などを目的といたしました、地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金、俗に地方創生先行型という部分が創設されたことによる補正であります。国は、まち・ひと・しごと創生法に基づきまして、全ての地方公共団体へ平成27年度中の地方版総合戦略の策定を求めており、国の補助内示に伴い、平成26年度から27年度にかけて事業を実施するというものであります。総合戦略の策定に当たり、外部の有識者、学識経験者等への意見聴取に係る事業協力謝礼及び市の人口構造や人口動態を踏まえ、産業や雇用等の将来見通しを調査、分析する調査・資料作成委託料というものを補正をお願いするものでございます。  次に、繰越明許についてであります。4ページをお願いいたします。今ほど歳出で申し上げました国の交付金の内示に伴い、平成26年度から平成27年度にかけて地方版総合戦略を作成するため、歳出額と同額の1,021万1,000円について繰越明許の設定をお願いしたいというものであります。  以上であります。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(加藤和雄) 清野財務課長。 ◎財務課長(清野勝彦) 財務課所管分についてご説明申し上げます。  歳出はございません。歳入についてであります。8ページ、9ページをお開きください。17款2項1目総務費国庫補助金、説明欄、上の丸、地域住民生活等緊急支援国庫交付金は、緊急経済対策として国の補正予算(第1号)により創設されました交付金であり、次のページ、今ほど申し上げました関係、プレミアムつき商品券、あとは宿泊旅行券の発行、子育て世帯への商品券の支給、地方版総合戦略の策定といいました市内の消費喚起や生活支援、地方創生の取り組みを推進するための事業に充当するものでございます。  その下の21款2項1目基金繰入金、説明欄の財政調整基金繰入金は、今回の補正によります歳入歳出の差し引き財源不足額を財政調整基金から繰り入れるものでございます。  以上でございます。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。 ○委員長(加藤和雄) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑ある委員の発言を求めます。  若月委員。 ◆委員(若月学) 今ご説明いただきました総合戦略の関係の話の中で、繰越明許というふうな話でされておりましたが、新発田市として外部委託をするのに企画のほうで繰越明許するんだというふうなことはありますが、新発田市としてといいますか、繰越明許するに当たってやはり自分たちでは乗り越えられないハードルなりその戦略というのがあって、やはり外部委託するというふうな形にするのか、そのことによって新発田の本質をやはり戦略としてとっていかなければいけないとは思うんですが、その辺新発田市がもし繰越明許によって外部委託する際に必ずハードルとなったり、例えばここを磨きたいなですとか、そういうものを企画のほうでお持ちになっていらっしゃって繰越明許するのか、はたまた何もなくて外部に大きなコンサルタントさんに新発田を外部から見てくださいというような形でするつもりでの繰越明許なのか、ちょっとその辺お聞かせ願いたいというのが1つと、あとプレミアムの宿泊旅行券の関係も同じような形なんですが……           〔何事か呼ぶ者あり〕 ◆委員(若月学) 繰越明許のね、そうそう。済みません。これは繰越明許というふうなことになっていますが、4月1日からというふうな考えでいいんでしょうか、この発行に関しては。 ○委員長(加藤和雄) 坂上企画政策課長。 ◎政策調整監・企画政策課長(坂上徳行) 今ほどの若月委員のご質問でございますが、私ども当然外注という部分ではあくまでも基礎資料、この外注するのは人口構造とか人口動態とかという基礎部分について基礎データが欲しいということで、それをまず現状に合わせて調査をしてもらうというようなこと、その部分から全体のそういう戦略的計画とか、そういうものについては当然担当課である企画のほうでいろんな市民の参画とか、いろいろ得ながらそのご意見を聞きながら組み立てていくということで、専門的な調査の部分だけを外注に出すというふうな考え方です。  以上であります。 ○委員長(加藤和雄) 清野財務課長。 ◎財務課長(清野勝彦) まずは、繰越明許と何かごっちゃになっているようなところがありますが、今の時期からですとどうしても繰越明許で新年度に入ることで、新発田ばかりじゃなくて、全国どこでも繰越明許でやらないと事業ができないというのが繰越明許の考えです。  それで、プレミアム商品券のお話で、国のほうからも緊急経済対策ということで早期に消費喚起を促すということで今回の補正で計上するわけですので、あくまでも新年度で実際の事業はスタートしますけども、その準備、いろんな手続もありますので、今回補正ということで年度内に準備の手続をして、4月以降にそれぞれスケジュールをもって対応するということで予定しています。 ○委員長(加藤和雄) 若月委員。 ◆委員(若月学) 済みません。ちょっと突っ込んで申しわけなかったんですけども、坂上調整監のほうに、人口動態ですとかというふうになりますと、人口動態ですとか基礎というのは、逆に言えば市のほうでいろいろデータは持っていらっしゃるような気はするんですが、それが産業構造に結びつくのか戦略につくのかというふうなことで、人口ですとか、例えば何歳の人がどこら辺に住んでいるだとか、そういうのというのは市のほうでわかっていると思うんですが、逆に市のほうでそれを活用して何を今度するための……基礎調査というんですが、何か今のお話だと市のほうで全て何かわかりそうな気がするんですが、どこを目指していくのかなというふうなことです。 ○委員長(加藤和雄) 坂上企画政策課長。 ◎政策調整監・企画政策課長(坂上徳行) 申しわけございませんでした、舌足らずでありまして。基本的には専門のそういう業者さんにお願いする部分は、今ほど若月さんがおっしゃいました人口動態、人口構造、そういうデータにつきましては例えば統計資料とか何かを見れば私どものほうでもある程度のものはそろうかと思いますけども、現状に合致した人口の部分、それと動態の部分、それにあわせて産業とか雇用というふうなこと、そういう部分に結びつけるのはどういうふうな形で結びつけたほうがいいかとかという専門業者の分析結果というようなものをもらって、それでそれに伴って現状の新発田市の総合計画なり、そういう部分で戦略的なものをつくっていくというふうなものの基礎調査というか、そういう資料をもらうということなんであります。ちょっとわかりにくいかもしれませんけど、申しわけございませんが、そういうことであります。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑はありませんか。  長谷川委員。 ◆委員(長谷川健吉) もうちょっと突っ込んでお聞きしたいんですけども、この創生事業についてやっぱりきちんとした目的をたがえて、そして手を挙げて、創生事業についてぜひうちも調査したいんだということだと思うんですね。そうすると、やはり今のところは事業に結びつくかどうかということが言いにくいんだかもしれませんけども、産業振興なり、あるいは過疎地対策なり、いろいろな案をたがえておられるんだと思います。そこらも含めてこの戦略事業に手を挙げたんだということだかもしれませんが、まずこの創生事業は国のほうとして単年度なのか、あるいはどの程度の事業、国としての事業計画があるのか、その中で繰り越したと。27年度はどうなんだろうというスケジュールはどういうふうになっているか、市のですね。 ○委員長(加藤和雄) 坂上企画政策課長。 ◎政策調整監・企画政策課長(坂上徳行) 今ほど予算の説明の際にも申し上げましたように、長谷川委員のご質問にお答え申し上げますが、国のほうでは全ての自治体に平成27年度までにこの戦略をつくりなさいということでありまして、私どもがこれが欲しいんだと手を挙げさせてくれというふうな計画ではないということをまず一つご認識いただきたいということで、私どもも国がこういう方針を示した中で、ならば市独自の総合計画とどう結びつけていけばよいかということで考えております。これは、国が示すからといって総合戦略が別個のものとして歩いた場合、これは全く市長が目指すまちづくりと全く違う方向になったということでは何の意味もございませんので、私どもの位置づけとしてはまずはやはり最上位計画はまちづくり総合計画であろうと、それを実現するための戦略、戦術であって、この総合戦略というのはむしろどちからといえば国が示すもの、これについてはまちづくり総合計画からすれば実施計画ぐらいのレベルのものになるのかなというふうな形での認識のもとで今それを取りまとめていこうと。平成27年度は、総合計画の見直しをしなければならない年になります。ですから、ある意味タイミングよくその国のものを使いながら、そういうふうな形のもので市独自の総合計画になるものをつくっていこうということでの取り組みというふうに考えております。  その総合戦略の中でも、政策でも特に国のほうから言っているのは、要するに人口減に対する戦略とか、そういうものを特記しなさいというか、そういうものについて特につくりなさいというぐらいな書き方がありますので、全体の実施計画の中からそういう部分を抜き出したもので目指す総合戦略、実際にはまちづくり総合計画の実施、要するにまちづくり総合計画とは目的と手段の関係になるのかなということの部分をつくっていこうというふうなことで考えております。  以上であります。 ○委員長(加藤和雄) 長谷川委員。 ◆委員(長谷川健吉) もうちょっとお聞かせ願いたいんです。  これは、国の方針として各市町村にある程度平等にやりたいのか、あるいは特化して優秀なところにやりたいのか、その辺ちょっとどういう方向性なのかお聞かせ願いたい。 ○委員長(加藤和雄) 坂上企画政策課長。 ◎政策調整監・企画政策課長(坂上徳行) 今のご質問でありますが、国の方向性といたしましては、私どもが情報得ている中では先ほどから申し上げていますように、27年度中に各自治体が全部つくりなさいと言っていることが説明会では言われておりますので、国がどこがいいのか、どっちが悪いのかというか、どこに力を入れるかということは説明会では受けておりませんので、国が一律全部各自治体につくりなさいということだと思います。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑はありませんか。  小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 今ほどの関連なんですけど、この間日本経済新聞だったか、石破大臣が今回のこのプランのことについて、27年度中の策定を一斉に用意ドンでやるように指示をしたという中で、コンサルタントに丸投げしてそんなのが上がってきたのは、ばつばつと切り捨てるというようなことをたしか談話で書いてありました。  つまり独自のやはりプランで、独自の内容できっちりつくったものについては、ちゃんと評価をして予算をつけてやるけど、コンサルタントで丸投げしたみたいな、どこも同じようなもの、判で押したようなのにはもう出さないぞというようなことを、これは談話の中でもオフレコみたいな話なんですけど、そういう方向から行くということを考えると、今回このコンサルタントに委託した部分……コンサルタントでしょうか、委託した部分の基礎資料をその後どのように新発田流に練り上げていくかという、利用するという意味では重要だと思うんですけど、逆にその辺までは当然するということなんですよね、この基礎的な情報の上に積み上げるということでよろしいんですよね。確認していいですか。 ○委員長(加藤和雄) 坂上企画政策課長。 ◎政策調整監・企画政策課長(坂上徳行) 今ほどの小柳委員の言うとおりでございます。  私どもも、最初からそれをコンサルタントに発注する段階で、本当に我々職員ではちょっと分析もできないとか、そういう部分について委託をするだけであって、そのデータをもらってやはり新発田市独自のものをつくっていかないと金をかける意味もございませんので、その辺は十分心得ながら計画をつくっていきたいというふうに思っております。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑は……、小坂副委員長。 ◆委員(小坂博司) 今ほど国は全部に出したというんですけど、たしか法律的には努力義務というようなことでうたわれていると思っております。新発田が手を挙げたというのは、私は評価するものでありまして、よく手を挙げてくれたなというふうに思っています。  今回こういったことでたしか国は情報も提供するし、お金も提供するし、人材も提供するというようなことが言われていますし、ぜひそういったほうも利用していただいて、いい戦略計画をつくっていただきたいなというふうに要望でございますが、よろしくお願いします。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第140号 平成26年度新発田市一般会計補正予算(第11号)議定のうち総務常任委員会所管分は原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(加藤和雄) 挙手全員であります。  よって、議第140号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第90号 新発田市行政手続条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  宮下法制執務室長。 ◎法制執務室長(宮下豊) 議第90号 新発田市行政手続条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。  一般議案47ページ及び49ページから51ページまでをごらんください。昨年の6月に国民の権利、利益の保護の充実のための手続を整備することを目的とした行政手続法の一部を改正する法律が公布され、本年の4月1日から施行されますことから、行政手続法の内容に準じて定めています新発田市行政手続条例を行政手続法の改正内容に準じて改正したいというものであります。  改正の柱は3点あり、第1は市が行政指導する際に許認可等をする権限等を行使できる旨を示すときには、当該権限を行使できる根拠となる法令の条項等を示すことを義務づける規定を追加する。  第2は、法令に違反する行為の是正を求める市の行政指導の相手方は、当該行政指導がその法律又は条例に規定する要件に適合しないと考えるときは、行政指導の中止等を求めることができるとする規定を追加する。  第3は、何人も法令に違反する事実がある場合において、その是正のために市が行うべき処分又は行政指導がなされていないと考えるときは、その処分又は行政指導をするべき市の機関等に対して処分又は行政指導することを求めることができるとする規定を追加するというものであります。  また、この改正により条項等の移動、ずれがありますので、行政手続条例の条項を引用しています新発田市税条例を附則で改正したいというものであります。  よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
    ○委員長(加藤和雄) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 今ほどの①の部分なんですが、当該権限を行使し得る根拠となる法令の条項等を示さなければならないことを規定ということがあるんですが、今まではこれ示す必要がなかったということでしょうか。 ○委員長(加藤和雄) 宮下法制執務室長。 ◎法制執務室長(宮下豊) これまでの行政指導におきましては、示していた場合もあるかと思いますけども、法律または条例において義務づけられてはいなかったということでございます。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第90号 新発田市行政手続条例の一部を改正する条例制定については原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(加藤和雄) 挙手全員であります。  よって、議第90号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第87号 新発田市男女共同参画推進条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  渡辺人権啓発課長。 ◎人権啓発課長(渡辺睦夫) 議第87号 新発田市男女共同参画推進条例制定についてご説明申し上げます。  少子高齢化の一層の進展と人口減少社会の到来、経済のグローバル化が進む中、男女が社会の対等な構成員としてあらゆる分野に参画し、お互いの人権を尊重しつつ、性別にとらわれることなく喜びも責任も分かち合い、その個性と能力を十分に発揮することのできる男女共同参画社会の実現が求められております。当市においては、平成9年に人権擁護都市宣言を行い、平成25年には新発田市差別のない人権が尊重されるまちづくり条例を制定、市民一人一人の人権が尊重され、あらゆる差別や偏見のない地域社会の構築を目指すこととしました。このような中、男女共同参画社会の実現に向けた施策を推進するため、平成10年に新発田市女性行動計画を策定、その後継承、発展させ、現在は第3次しばた男女共同参画推進プランとし、男女が家庭、学校、職場、地域、その他の社会のあらゆる分野において対等な立場で多様な生き方が選択できる男女共同参画社会の実現に向けて種々の取り組みを進めてまいりました。しかしながら、いまだに存在する性別による固定的な役割分担意識や男女が平等とはいえない社会制度や慣行など多くの課題を抱えております。  こうした状況の中、市が男女共同参画の推進に関し基本理念を定め、市、市民、事業者、市民団体及び教育に携わる者の責務を明らかにするとともに、施策の基本となる事項を定めることにより、世代を超えて男女共同参画に関する理念や価値観を共有し、男女が平等な社会を実現するため本条例を制定したいというものであります。  よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(加藤和雄) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  小川委員。 ◆委員(小川徹) 課長、新発田市男女共同参画審議会というのはどんなふうな構想して、どんな人たちを、男女の構成とかどんなふうになるかちょっと教えてもらえますか。 ○委員長(加藤和雄) 渡辺人権啓発課長。 ◎人権啓発課長(渡辺睦夫) 審議会の委員数及び任期等の構成について、男女共同参画推進条例の施行規則を制定し、その内容を規定したいと思っております。  現段階では12名以内の委員、任期は2年、学識経験者、それから関係団体を代表する者、その他市長が適当と認める者ということで構成を考えております。 ○委員長(加藤和雄) 小川委員。 ◆委員(小川徹) 男女は。考えていますか、男女の比率は。 ◎人権啓発課長(渡辺睦夫) おおむね通常であれば50%というふうなことで考えるわけでありますけれども、できるだけそういった状況で進めてまいりたいというふうには考えております。 ○委員長(加藤和雄) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) ようやく理念条例とはいいながら条例化されるということについては、歓迎をしたいというふうに思います。  今いわゆる計画がありますよね。したがって、これができたからといって、たしか経過措置、最後のところにくだりがありまして、策定されている基本的な計画については11条をみなすというふうになっておりますから、改めて今回この条例ができることによって推進計画が見直されるということもあるのかもしれませんが、その辺の現在ある基本計画をどう扱っているのか。あるいはまた、見直すとすれば何が見直されるのかあたり、その辺をお聞かせをいただきたい。  次に、体制の問題、推進体制も出ておりますが、これは16ページのほうの推進体制。引き続き、これは人権啓発課のほうで体制をつくっていくんだろうというふうに思いますが、改めてこの理念条例ができれば、必ずしも苦情がどれだけ来るかわかりませんが、苦情処理とも関連をするわけですが、現在のスタッフ体制、要するに推進体制が強化されるのかどうか、その辺はいかがな状況になっているのかということです。これは推進体制の問題です。  それから、今の関連をしますが、いわゆるその苦情処理です。このことについては、18ページのほうに出てきますが、相談の窓口は当然人権啓発課ということになるんでしょうが、改めてこの男女共同参画の推進係みたいな形で係が設けられるのか。これは、体制にもかかわるわけでありますが、窓口はきちんとそういった係として設けられるのかどうかです。  あと、その苦情処理が、苦情が出た場合については、もう今までもあるんでしょうが、質問としては今まで現実的にはこういった男女共同参画にかかわる苦情というのはどのぐらいの大体状況であったのかということも経過の中でお聞きをしますが、あわせて今後当然このことについて市民啓発等、市民や行政や企業等々への、その他の団体への啓発も行っていくわけでありますから、その苦情というのは当然減ることはなくてもふえることはあり得るという状況になると、この苦情処理、適切な措置を講ずると、関係機関というふうになっておりますが、この部分も関係機関は大体想像できますけれども、どういった形でこの適切な措置というのは行われていくのかです。最初は指導から始まるんでしょうけども、その辺の苦情処理の手続、その辺についてもお聞かせをいただきたいというふうに思います。 ○委員長(加藤和雄) 渡辺人権啓発課長。 ◎人権啓発課長(渡辺睦夫) 今ほどたくさん質問いただきましたんで、もし飛ばしていたったら後でちょっと教えていただきたいと思うんですが、まずプランの関係でございます。  このプランにつきましては、先ほど委員のほうからもお話ありましたように、新しく条例が制定されても今あるものを継続をしていくというようなことで考えております。また、これ5年くらいのめどというふうなことで改定するというふうな形をとっておりますので、その際に新しいものに変えていくというふうな形で考えております。  それから、体制でありますけれども、これ人員体制それぞれなんですが、現在の人権啓発課の中に既に男女共同参画推進係というのがありますので、そちらのほうで対応していくというようなことで考えております。  それから、苦情の件数というふうなことでありますけれども、これまで女性の施策の部分での苦情というふうな部分を今まで受けておりません。ということで、これから出てくる場合においては考えていかなければならない、この条例に基づいて対応していくというふうな形にしていきたいなというふうに考えております。  あと、処理のほうの部分でありますが、苦情の申し出についての対応というふうなことでありますけれども、市民等から苦情について受け付けを必要に応じて男女共同参画審議会の意見を聴取をいたしまして、施策の改善に反映させるなどの問題解決を迅速に決定をしていきたいなというふうに思いますし、当然申し出者のほうにも通知をしていくというふうなことで考えております。  あと、苦情の申し出の処理については、先ほどもありました施行規則を制定をいたしまして、その中で対応していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 済みません、関連でございます。  この新発田市男女共同参画推進条例の制定を今上がってきたわけですけど、ずっと条文読んでいくと、基本的には上位法というんですか、国が、厚労省が決めた管轄の法律であったりとか、県の条例とほぼかぶっていると思うんです。ということは、ほとんど上位法の書き写しみたいな形になるんですが、全然これ反対しているわけじゃないですよ。大いに結構なんですけど、このタイミングでわざわざ市の条例として持とうといった背景とか根拠は何なんでしょうか。 ○委員長(加藤和雄) 渡辺人権啓発課長。 ◎人権啓発課長(渡辺睦夫) 今ほど小柳委員のほうからもお話ありましたように、上位計画ということで国のほうで男女共同参画社会基本法というものがございます。その9条の中に、地方公共団体は基本理念にのっとり男女共同参画社会の形成の促進に関し、国の施策に準じ施策及びその他地方公共団体の区域の特性に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有するというふうなことで定められております。したがって、地方公共団体としては、地域特性に応じた施策を実施するための基本となる条例を制定する必要があるというふうなことでございます。  ただ、今ほどそうなると、じゃ今まで何でつくっていなかったのかというふうなお話になるかと思うんですけれども、これまで県内のほうでもなかなか進んでいなかった部分がありまして、私どものほうもまずプラン、計画のほうを優先的に先に進めてまいったというふうな状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 小柳委員。 ◆委員(小柳肇) 済みません、そうすると国のその上位法の中で市町村はそれぞれ策定をしなさいということが定められているので、したということでいいと思うんですけど、ただ今回のその条文全部見てみると、ほとんど上位法と一緒というか、県が、知事が市長に変わってみたいな、ほとんど変わらないと思うんです。  逆に言えば、今ほどおっしゃった、市としては独自のその施策を決めなさいということが定められているということからいえば、ある意味新発田としてのその独自性というものというものはこの中に少しでもあるのかなと思って全部見たんですけど、何も今んところないんです。先ほど小川委員が言ったとおりの、そういう組織を新たに置くというぐらいしか目新しいものはないわけで、ほかに何か逆にあるんですか、突っ込んだ部分は。 ○委員長(加藤和雄) 渡辺人権啓発課長。 ◎人権啓発課長(渡辺睦夫) 本条例の特徴的なところということだと思うんですけれど、第8条のところで教育に携わる者の責務ということでこれを規定をしております。  教育の果たす役割を重視している点が1つあります。それから、第23条で防災の分野における施策の推進ということで、被災時あるいは災害復興段階だけでなく、日ごろの防災から男女共同参画の視点が重要であるということでここで規定をしております。県内でも、まず数が少ないというふうなことでございます。  以上です。 ○委員長(加藤和雄) 小坂副委員長。 ◆委員(小坂博司) 男女共同参画の推進ということで、市民啓発ということが大変大事だと、大切だと思っております。  今回の条例上程の前にパブリックコメントを行っているかと思いますけれども、それでそのところではどんな話があったのか。また、市民団体との協議ということでどんな協議をなされていたのか、ちょっと教えてください。 ○委員長(加藤和雄) 渡辺人権啓発課長。 ◎人権啓発課長(渡辺睦夫) 本条例上程までのパブリックコメント、それから市民団体等の討議の経過というふうなことでございます。  本条例は、新発田市男女共同参画推進協議会に原案について協議のほうを依頼をしております。条例案のために2回ほど会議を開催をさせていただいて、パブリックコメントの募集用の素案をつくり上げております。  パブリックコメントについては、市役所本庁舎、各支所、生涯学習センターの5カ所の閲覧場所を設けまして、市ホームページにも掲載、9月26日から10月26日まで31日間意見公募を行いました。  また、パブリックコメントの募集開始時には、男女共同参画を進める市民団体がありまして、男女共同参画社会推進団体懇談会という団体になりますが、こちらのほうにも素案説明会を開催をしております。  あと、パブリックコメントについては1団体、4個人。個人のほうについては男性1名、女性3名の5者から33件の意見が寄せられております。  コメントに対する市の対応についても、新発田市男女共同参画推進協議会に協議を依頼しまして、市の対応についても既に意見提出者に対し回答済みであり、その内容については市のホームページにも掲載をしております。  協議会の意見を受けた市の対応というようなことで、その33件に関するものについては、市民意見を反映したものが6件ございました。今回のその条例の中で採用しております。市民意見を一部反映したものが7件、それから記述を変更しなかったもの15件、意見反映を求めていないものが5件ということで、合計33件の意見が寄せられたということでございます。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑はありませんか。  渡部委員。 ◆委員(渡部良一) 1つ逃しましたが、13条の2項のほうの必要な財政上の措置を講ずるように努めるものとするという努力規定になっているんです、財政上は。  そのほか以下のほうでは、その他必要な支援を行うものとするというのが随分出てくるんです。要するにかなりそのほかの部分の推進にかかわっては、義務的な規定になっているんだけども、ここだけがなぜか努力規定になっちゃっているんですが、もちろん財政上ですから、一定の限界があることを承知をして発言をしているわけでありますが、ちなみに新年度においては、この部分にかかわるその財政措置、これまた特別委員会のほうでも議論になると思いますが、現状わかる範囲で少し財政上の措置、片方では全体的には努力規定、そのほかの部分についてはもうかなり義務規定になっているもんですから、そのことを伺っているわけですが。 ○委員長(加藤和雄) 渡辺人権啓発課長。 ◎人権啓発課長(渡辺睦夫) 市の責務というふうな点から、男女共同参画社会基本法第9条、地方公共団体の責務というふうなことを受けておりますので、その責務を重く受けとめているというのが本来の趣旨というふうなことになります。  ただ……済みません、ちょっと申しわけありません……13条の部分でございますけれども、必要な財政上の措置を講ずるよう努めるものとするということでありまして、こちらのほうについては政策を進めるに当たっての必要な部分ということで、限定したものではございません。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) 要するに13条2項では必要な財政上の措置を講ずるよう努めるんですから、努力規定ですから、ある意味で努めなくてもいいというようになるんですが、しかし当然これを推進するためには一定の財政的な措置が必要だというふうに思うわけですね。言うまでもなく、その後16条の人材の育成、17条の理解の啓発活動、それから18条もそうですね、活動への支援、それからワークライフ、19条も必要な支援、それから20条もそうですね、これ教育等にかかわっても必要な措置を講ずるものとする。21条も同じく農林水産等々ですね、以下も同じなんですが、ずっと16条以下については必要な、その他必要な支援というのは少なくともやっぱり財政的な措置だと思うんですよ。したがって、ざっくり言って新年度でこれを推進をしていくために財政的な措置をとったのかどうかということです、聞きたいのは。 ○委員長(加藤和雄) 渡辺人権啓発課長。 ◎人権啓発課長(渡辺睦夫) 実質のところは、新年度の部分で新たな予算措置をしておりません。ただ必要に応じては、先ほど申しましたようにお願いをしていくというふうな形をとっていきたいなと思っております。ただ啓発とか、そういった部分についてはこれまでの予算措置の中で十分やっていけるというふうなことで考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(加藤和雄) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) わかりました。これは、新年度予算にかかわって、また再質問させていただきたいと思います。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕  お諮りいたします。今委員外議員からの発言の申し出があります。これを許可するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) ご異議ありませんので、それでは石山議員の発言を許可します。 ◆委員外議員(石山洋子) 済みません、委員外議員ですけれど、許可をいただきまして、質問の機会を与えていただきましてありがとうございます。  男女共同参画推進条例ということで、今まで本当に私たちが待ちに待った条例が今ここに上程されてきているということで、一、二点質問させていただきます。
     先ほどの渡部委員の関連でもあるんですけれども、まず推進体制ということで、今までもここに述べてあるようないろんな支援事業をやってまいりました。まず、ここに市のほうには推進係というふうに設けてありますけれども、実際にこの推進係、済みません、簡単なことではあるんですが、男女で何名ずつの方が男女推進、この推進係でいらっしゃるのか、ちょっと確認の意味で。 ○委員長(加藤和雄) 渡辺人権啓発課長。 ◎人権啓発課長(渡辺睦夫) 今ほどの部分につきましては、私どもの課の中の係というふうなことになっておりまして、現在は副参事が1名ということでございます。 ○委員長(加藤和雄) 石山議員。 ◆委員外議員(石山洋子) 私もいろんな形で男女推進参画事業とかイベントとかにかかわらせていただきました中で、女性の方1名ということで、これは人事案件なのかもしれませんけれども、本当に1人でたくさんの事業、また今回の条例を制定するに当たってもいろんな方たちの団体と、またそういうパブリックコメントに関しても課全体で取り組んできたのかもしれませんけれども、本当に量的にはすごい仕事をしていらっしゃるんだなというふうに思っております。今後これから上程をされて、市民の皆様にも啓発、こういうようなことしていくんですが、それに当たって1人でいいのかなというふうに思いますので、これからの人員の体制づくりということで、これは要望になるのかもしれませんけれども、人員について課長のほうにふやしていくべきではないかと思うのですが、その辺のところを仕事の量的とかも考えまして、ちょっとご意見を伺いたいと思います。 ○委員長(加藤和雄) 渡辺人権啓発課長。 ◎人権啓発課長(渡辺睦夫) 男女の関係の事業だけということになりますと、今の事業を拡大していく上では人員増が必要なのかなというふうには思っております。ただ男女共同参画の問題につきましては、DVとか、あるいは虐待とかというふうな部分出ております。そういった部分については窓口の対応ということで、直接の窓口の対応については私どももやっておりますし、社会福祉課のほうの援護係のほうでもやっております。そういったところと連携をしながら対応できているというふうなことで考えております。今ほど申しましたように、事業がこれよりもふやしていくと、これからふやしていかなければならないということを考えたときには、そういった部分も検討していかなければならないかと思っておりますが、今の現状の部分では、今私どもの課が1人1係ということで、係員が3名、副参事、副参事、それから主任というような形になるんですけれども、その中で私ども、私と、それから補佐と一緒に男女のほうも取り組んでいるというふうなことで対応をしている状況でございます。  以上です。 ○委員長(加藤和雄) 石山議員。 ◆委員外議員(石山洋子) わかりました。  もう一点だけ、済みません。この男女共同参画推進条例もそうなんですけれども、これから基本プランに沿って全体、市民参画ということもうたわれていますので、この条例ができたことによって、また広く事業所であったり、市民の皆さんであったりもかかわっていく部分が広く、広範囲になると思うんですけれども、これを啓発、それから普及していくためにどういうことを考えていらっしゃるのか、質問させていただきます。 ○委員長(加藤和雄) 渡辺人権啓発課長。 ◎人権啓発課長(渡辺睦夫) 本来であれば施行のほうを4月1日からということで考えておりまして、もしそうなればそれに合わせた啓発もしていかなければならないというふうに思っております。ただこちらのほうの部分が周知期間が必要かどうかというふうな部分も含めて、今のところそういった緊急の部分がないというふうに判断をしておりますので、実は6月に入りますと男女共同参画週間がございます。それに合わせた広報をこれからやっていきたいと思いますし、ホームページについては4月1日、ここで可決いただけるようであれば、すぐ流していきたいなというふうには思っております。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 石山議員。 ◆委員外議員(石山洋子) 済みません、委員外でありながら質問させていただきましてありがとうございました。  以上です。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第87号 新発田市男女共同参画推進条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(加藤和雄) 挙手全員であります。  よって、議第87号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第115号 平成26年度新発田市土地取得事業特別会計補正予算(第1号)議定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  清野財務課長。 ◎財務課長(清野勝彦) 議第115号 平成26年度新発田市土地取得事業特別会計補正予算(第1号)議定についてご説明申し上げます。  初めに、歳出であります。98、99ページをお開きください。1款1項1目土地取得事業費です。説明欄上の丸、土地取得事業は、街路整備事業などの事業用地購入費の確定見込みにより減額するものであります。  その下の2款1項1目土地開発基金積立金であります。説明欄、土地開発基金費は、基金の運用利子を積み立てるものであります。  次に、歳入であります。96、97ページをお開きください。1款1項1目土地開発基金借入金、説明欄上の丸、土地開発基金借入金は歳出で説明いたしました事業用地購入費の減額補正に伴い、その財源である基金からの借入金も減額するものであります。  その下、3款1項1目財産運用収入、説明欄、土地開発基金利子は基金の運用利子であります。  以上でございます。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(加藤和雄) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑ある委員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第115号 平成26年度新発田市土地取得事業特別会計補正予算(第1号)議定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(加藤和雄) 挙手全員であります。  よって、議第115号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第126号 平成27年度新発田市土地取得事業特別会計予算議定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  清野財務課長。 ◎財務課長(清野勝彦) 議第126号 平成27年度新発田市土地取得事業特別会計予算議定についてご説明申し上げます。  特別会計予算書の5ページをお開きください。第1条に記載してありますように歳入歳出予算の総額を6,331万6,000円にしたいというものでございます。  初めに、歳出であります。14、15ページをお開きください。1款1項1目土地開発基金積立金、説明欄上の丸、土地開発基金費は基金運用利子を積み立てるものであります。  2款1項1目土地開発基金償還金、説明欄、次の丸、土地開発基金償還金は、配付しております図面で青く表示した部分の土地を一般会計に売り払うものでございます。図面左上の緑町3丁目地内は、西新発田五十公野線(緑町工区)整備関連で3件、その下、東新町4丁目地内、東豊工区整備関連で1件、その下、豊町3丁目地内、五十公野公園荒町線整備関連で1件、右上の富塚町1丁目地内では、西新発田五十公野線(富塚町工区)整備関連で1件、その下の東新町1丁目地内、島潟荒町線(東新工区)整備関連で9件、合計15件を売り払い、土地開発基金に償還したいというものでございます。  続きまして、歳入であります。予算書の12、13ページをお開きください。1款1項1目行政財産使用料、説明欄一番上の丸、用地使用料は電力、電話柱の使用料収入であります。  2款1項1目財産運用収入、説明欄、次の丸、土地開発基金利子は土地開発基金の運用利子でございます。2款2項1目財産売払収入、説明欄一番下の丸であります。土地売払収入は、図面青色の部分の土地を売り払う売払収入に係るものでございます。  以上でございます。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(加藤和雄) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑ある委員の発言を求めます。  若月委員。 ◆委員(若月学) 今土地取得事業特別会計当初予算の資料というふうなことで、この青い、くくられたところが全て三角であったり、台形であったり、形の悪いところが残っているというふうな状況ではあると思うんですが、予算はわかるんですが、これを売却というのは可能というふうな形で全てを考えていらっしゃるのか、もしくはもう売れているというふうなところもあるのか、予算もあるので、あとは売り方なんですが、ホームページなのか、例えば今新発田でも取り組んでいるヤフーですとか、特定の媒体を使ったもの、それで取り組むのか、そうした場合は手数料等も発生するとは思うんですが、その辺やり方、手法も含めて、あとは見込みというふうな点ではどのような形を想定しているのか、教えていただければと思います。 ○委員長(加藤和雄) 清野財務課長。 ◎財務課長(清野勝彦) それぞれ街路に絡んでこういう三角だとかいうのは残地として残っているものでございまして、極力地先の方にお話をして、できれば地先の方に優先的に販売しておりますし、またホームページ等で公表したりして募集をしているというような状況でございます。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑はありませんか。  稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) 126号に関しましては、毎たびこういうふうな道路を広げればこういうところの端数の土地が出てくるわけですよね。だけど、今までもなかなか変形したのとか、小さい7万とか10万ぐらいの土地なんかは全くこれは隣接地の人に買ってもらうか、そうしなければ売れ残るということになると思うんですよね。新規の方が買うわけないですね、こういうのは。だから、そこらが民間の不動産屋でないから、行政がやっているわけなんで、なかなか力が入らないで、この売却方法もはかどらないという部分もあると思うんですけども、こういう端数の小さな土地の処分という部分をやっぱり早く何かつくっていかないと、坪単価で縛られてくるとなかなか隣の方も買えませんので、この辺のやり方を工夫しないと、こういう土地が要所にできてくるということは、本当によくこれからも出てくる話なんですね。だから、そういう対策というものはどんなふうに考えておるのか、その辺もしわかるんであればお聞かせ願いたいというふうに思います。 ○委員長(加藤和雄) 清野財務課長。 ◎財務課長(清野勝彦) ご質問にお答えします。  さっき若月さんのほうの質問にもちょっと舌足らずなところもあったかと思います。まず、こちら土地取得でこの会計で土地を一般会計でいきなり全部、全部保持できない箇所がありますので、土地取得事業でまず一旦買い支えて、それで一般会計の補助事業等ですね、そちらのほうの計画に基づいて一般会計のほうに買い戻すというのがこの会計なんです。それで、その中では当然街路でかかる道路もあれば、こういうふうにちょっと三角で残っている土地もありまして、道路は当然道路で使いますからいいんですけども、こういった小さいところは先ほど申し上げましたようになるべく地先の方に売ります。あとは、そういったところを計画的に、なるべく地先の方にお願いする、あとは残ったところについては、また対策は検討しながらやっておるところでございます。  以上です。 ○委員長(加藤和雄) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) そうしますと、この土地を買い上げるまではやるけども、一般会計のほうに繰り入れる、売っていくと、それを今度財産管理課が処分のほうに回ると、そういうシステムということなんですね。じゃ、あくまでもこれはそういうところができた部分だけは、とりあえずは特別会計で買い上げて、それを払い下げるというか、一般会計のほうにやるということで考えていいということですね。じゃ、買った土地を売却するのは、今度財産管理課がやるということで、流れはそういうふうになっているんですね。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○委員長(加藤和雄) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第126号 平成27年度新発田市土地取得事業特別会計予算議定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(加藤和雄) 挙手全員であります。  よって、議第126号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  議第86号の件に関して、一番最後に持ってくると言ったんですけれども、ずっと流れていますので、今教育委員会の方が来られておるんで、またもとに戻していいでしょうかね。その議事を一番当初の予定で進めるということについて異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) じゃ、休憩いたします。           午後 2時32分  休 憩  ─────────────────────────────────────────           午後 2時33分  開 議 ○委員長(加藤和雄) 休憩前に引き続き会議を開きます。  それでは次に、議第86号 新発田市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  久住人事課長。 ◎人事課長(久住和明) 議第86号 新発田市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例制定についてご説明申し上げます。  平成27年度組織体制の見直しに伴い、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第24条の2第1項の規定に基づき、スポーツに関する事務の職務権限を市長部局に移管したいというものでございます。なお、条例の制定に当たりましては、同法第29条の規定に基づき、あらかじめ教育委員会に意見聴取を行った結果、平成27年2月4日開催の定例会におきまして教育委員会から同意を得たものでございます。具体的には、学校教育における体育に関することを除き、新たに市長部局に設置するスポーツ推進課が体育施設の管理運営を含めて、スポーツに関する事務を行うこととしております。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑ある委員の発言を求めます。  渡部委員。 ◆委員(渡部良一) それじゃ、まず今課長のほうから中身につきましては説明いただきましたんですが、この時期、なぜ教育委員会から市長部局へ推進課という形で新設をすることになったのか、その積極的な理由、これを一応市長の提案理由のところでも述べておりましたんですが、そのことについてお尋ねをしたいというふうに思います。 ○委員長(加藤和雄) 久住人事課長。 ◎人事課長(久住和明) 渡部委員のご質問にお答えいたします。  ご承知のようにこれまでは教育委員会の生涯学習課が所管していた業務の一分野、スポーツに関する事務を先ほどご説明しましたことによりまして、生涯スポーツをより広く、より市民に近いスポーツ推進へと転換を図り、産業と一体化となったスポーツアンドカルチャーツーリズムなど、市全体としての意思決定をより効果的に反映できる体制づくりを行うことを目的としてございます。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) 市長が3つの重要施策として掲げておる産業振興と一体的にスポーツ振興を考えたいという形で提起をしているわけでありますが、従前は教育委員会において、端的に言ってスポーツ、市民の健康増進等を含めた生涯スポーツ体制の確立ということで教育委員会が担当していたわけでありますが、いわば市長の積極的な産業振興という、これに関連をさせてこのたび移行させたいというのが突き詰めれば市長部局へ持ってくる最大の理由であるというふうに考えてよろしいのですか。 ○委員長(加藤和雄) 久住人事課長。 ◎人事課長(久住和明) お答えいたします。  先ほどのご質問と答弁が重複することになるかもしれませんけれども、現在のスポーツは子供から高齢者まで、市民一人一人がそれぞれの体力や年齢、目的に応じて親しむことができるより多重的なものへと変化してございます。当市の推進するスポーツアンドカルチャーツーリズムの推進に当たりましても、教育的な面のみならず、観光客の誘致の促進など産業面、商業面など一体となった事業展開が求められることなどから、市全体としての意思決定がより効果的に反映される組織体制を目指すということで考えております。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) その裏づけとなっているのが多分地教行法の変更だというふうに思いますが、地教行法が今回変えられて、いわば戦後70年間このスポーツ問題、課題については教育委員会が分掌してきたというふうに理解をしておりますが、このたび地教行法が変えられて市長部局のほうで担うと、分掌するということも可能になったわけでありますが、このこととの関係といいますか、そのことが、もう少し言い方を変えれば国のほうで今回そういったふうに70年ぶりに変えたということの積極的な理由、その辺についてお聞かせいただきたい。 ○委員長(加藤和雄) 久住人事課長。 ◎人事課長(久住和明) 渡部委員のご質問にお答えいたします。  おっしゃるとおりに平成20年度に法改正が行われたわけでございます。趣旨といたしましては、スポーツ及び文化行政について、地域の実情や住民のニーズに応じまして、地域づくりという観点からほかの地域産業、地域振興等の関連行政とあわせて地方公共団体の長におきまして一元的に掌握することができるという趣旨ということでこの法改正が行われましたので、当市もそれに準じたいというものでございます。 ○委員長(加藤和雄) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) それでは、行政、市長部局のほうの考えは大体わかりました。  重ねて、今度同じ形になりますが、教育委員会、高澤政策調整監、ありがとうございました。市長部局のほうから問い合わせがあったわけでありますが、今申し上げましたように70年ぶりに今回こういった形で移行していくわけでありますが、今までの教育委員会としてスポーツを担当してきたという、そのことについて、今市長部局のほうはこういう理由で変えるんだというふうに言っておりましたですが、そのことは教育委員会としてはなかなか担い切れない、あるいはまたそのことは難しさがあるというふうに現在総括をしているんですか。 ○委員長(加藤和雄) 高澤政策調整監。 ◎政策調整監(高澤誠太郎) 今ほどのご質問でございますが、スポーツツーリズム、今カルチャーも含めましてスポーツカルチャーツーリズムということで、市長がみずからトップセールスをされて、効果を上げているという状況にございます。スポーツツーリズムの考え方が示され、検討した時点から、教育委員会の立場からしますと市民以外の観光目的とした施設利用という部分につきましてはなかなか担いにくいといいますか、基本的には長年の社会スポーツ、現在生涯スポーツという位置づけでやってきておりますけども、基本的には市民向けの体力の向上ですとか福祉の向上という基本的な考え方でやってきている教育委員会といたしまして、今ほど申し上げましたスポーツカルチャー、スポーツツーリズムという視点での取り扱いにつきましては教育委員会としてもなかなか積極的に、両刀遣い的にやるのは非常に難しい部分があろうということでございまして、結果してこのような、また法的な、先ほど人事課長から説明のありましたとおり全国的にも全県的にもその法に基づきまして首長のもとに移管している状況も多くございます。それらを時間をかけまして検討した結果でございまして、一方的な考え方に立ってということでございませんで、このような形で進めるべきだろうということで、教育委員会としても先ほどご説明のありましたとおり2月の定例教育委員会におきまして決定をさせていただいたという経緯でございます。 ○委員長(加藤和雄) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) いただきました小川議長宛てに出されております同意書、3行でありますが、今ほどの質問とも関連をするわけでありますが、いわば教育委員会が生涯スポーツという形で市民の健康増進などなど種々の目的の中で教育委員会が担ってきたスポーツ振興という部分が、先ほども触れましたように市長は積極的に産業振興とスポーツ振興を結びつけようとしているわけです。このことを突き詰めれば、産業振興というのはもちろん一定の利潤と言うと語弊があるかもしれませんですが、市の財政に寄与するとか、そういった部分が極めて強いわけです。そのことがややもすれば押し出されていくと、市民のスポーツの振興ということが後ろへ追いやられかねない部分が出てくることも考えられるわけです。具体的には市長、今回も提案理由で言っておりましたようにプロ野球の第2部のほか、これをあれするとか、大学とか、それぞれ団体も含むんでしょうが、合宿とかそういったことで、そのことが地域の産業に寄与するというふうに考えておられるんでしょうけども、そうすると端的に言って施設はありますが、そのことが優先される結果として市民が利用するということが制限される可能性もなきにしもあらずになってくるわけです。ですから、私は何もこのことを積極的に反対するとかそういうことじゃなくて、いわば従前教育委員会が担ってきた純粋な市民スポーツの振興という、健康増進等々の目的のために担ってきたその部分がこの結果として市民の利用度が後ろに追いやられかねないかなということは少し危惧を持っているわけです。それは、もちろん大丈夫だろうというふうに言うんでしょうけれども、書かれていること自身はそんなに違和感を持たないわけでありますが、少なくても冒頭にある生涯スポーツをより広くということと産業振興ということが一体となるという、極めて簡潔に述べられておりますが、今申し上げましたような危惧の念もあるものですから、その辺の少なくとも教育委員会として同意をするからにはきちっとやっぱり70年間の総括を踏まえて、生涯スポーツの観点ということは十全に踏まえていただきたい等々の意思表明もあってもよかったのかなというふうに思いますが、そういった議論については2月4日の定例会の、教育委員会ですね。この中においては論議をされた経過がありますか。 ○委員長(加藤和雄) 高澤政策調整監。 ◎政策調整監(高澤誠太郎) 教育委員会といたしましては、先ほども申し上げましたとおり多くの市民、また各種スポーツ関係団体との関係性もございまして、危惧する、追い出されるというふうな部分につきましては当然市民のための施設、市民利用が第一優先としての設置した各施設でございますので、当然市民が追いやられるようなことになるようなことでは教育委員会としては当然あり得ない話でありますので、そこは十分各関係団体のご意見も伺いながら、そこはそのようなことのないようにということでの説明をさせていただいた上で協議に応じたということであります。  ご質問の中にはございませんけども、現実的な現状のスポーツツーリズムをここ数カ年やってきた結果といいますか、やはりこれだけのものを外に売るということになりますと施設の優位性、施設が十分な、耐え得るだけの設備が整っていることがやはり基本的な第1条件だという視点で市長もお考えでありますので、悲しいかな、教育委員会にはご承知のとおり予算権ございませんので、これまで長年なかなか予算化されず、スポーツ施設の整備面で市民からご要望いただいている中でできてこれなかったものが、このスポーツツーリズムという視点で売りに出して、経済的な効果を生むという視点で投資をしてきていると。逆に言いますと、市民にとりましても、観光客にとりましても、両方にとりましても施設がよくないと、という部分では、教育委員会としましても、教育委員会に関係してご利用いただいている団体の皆様には、このツーリズムという考え方でやっていただいた結果、施設が物すごくやはり改善していただいている現実がありますので、バッティングして追いやられるということではない部分も確認しながら、確保しながら、利用していただける皆様にも施設が改善され、改修されて最良の状態になっているという事実がもう既にありますので、相乗的な効果としては既に上がっているというふうな認識もございますので、基本的には市民優先、すき間のところをお使いいただいて効果を上げていただいて、今後もますます施設整備に充当して、売り上げといいますか、財政的な収入を充てていっていただくということが私どもとしては非常に期待するというところでありますので、現状でも既にそういう効果が上がっていることに対しましては教育委員会といたしましても非常に喜ばしい状況だというふうに認識をしております。 ○委員長(加藤和雄) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) 大体最後にいたしますが、もう一点というのは確認の意味で調整監にお聞きをしますが、教育委員会でもその辺については論議をしてきたと。そして、少なくとも市民の参加が支障を来すことのないようにということについては教育委員会としても十分論議をしてきたし、そのことについては申し入れをしてきたというふうに言いますが、今後市長とのやりとりも当然やっていかんばならないわけでありますので、いつどういった形でそれがこの文面、3行の文面からは出てきませんので、そのことをお知らせをいただきたいというふうに思います。  最後の質問でありますが、24条の2の2項では、1項にスポーツに関することは移管できるようになりましたし、2項のほうで文化に関することについても移管をすることができるようになったんです。これは、むしろ行政側に聞いたほうが、課長のほうに聞いたほうがいいんでしょうか。今回スポーツがこういう移管をされましたが、文化について、これは括弧書きの中でたしか文化財のことについては除くというふうに書いてあったと思いますが、文化面というのは今後どういうふうに考えておられるのか。というのはスポーツアンドカルチャーツーリズムになっているわけです。したがって、文化の部分についても今後行政移管をするという意向性、方向性を持っているのかどうか。これは、むしろ人事課長に聞いたほうがいいのかなというふうに思いますが、前段のほうはもう一度再答弁いただきたい、調整監のほうに。後段のほうは人事課長に質問いたします。 ○委員長(加藤和雄) 高澤政策調整監。 ◎政策調整監(高澤誠太郎) ご質問の市長と教育委員会との接点での確認する場面といたしましては、今回の提案にもさせていただいておりますとおり4月1日の法の改正に伴いまして、当市も教育長と委員長と兼ねてのところを先んじて4月1日から施行するという状況にいたしましたし、総合教育会議におきまして市長と、それから教育委員、教育長含めましての総合教育会議が必要に応じて開かれると。そこでの大きな捉え方、教育大綱等の作成も担っていくという状況にございます。そこでの会議のやりとりで教育委員と、それから市長との確認をする場面というのはそこで十分なされていくんだろうと。今までそういう場面はございませんでしたので、それが法律に基づいて設置の義務となっておりますんで、またこれは公開での会議ということになります。そういうことからしましても十分市民にも透明性のある中で質疑、議論がされていくだろうということが考えられますので、十分この場面で確認がなされるものと思われます。  以上であります。 ○委員長(加藤和雄) 久住人事課長。 ◎人事課長(久住和明) 渡部委員のご質問にお答えいたします。  27年組織案のところで、文化行政につきましては生涯学習課から文化行政課というものを新設させていただきまして、そこで対応させていただくと。あくまでも教育委員会対応でございます。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) 最後にしますが、今総合教育会議の話が出ましたが、これは地教行法の改正によって新たに、今総合教育会議で議論されるだろうという調整監の話でありました。これも地教行法の改正によりまして、4月1日以降、市長の主宰によって開かれるということになりますもんですから、今の調整監の言葉をかりれば、ぜひ70年間にわたり教育委員会主管のスポーツにおける一定の総括といいますか、意見を付しながら、先ほど申し上げました、要望いたしましたそういったことについても積極的にこの会議の中で議論いただきたいというふうに思っております。このことについては要望として申し上げて終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○委員長(加藤和雄) 稲垣委員。 ◆委員(稲垣富士雄) せっかく時間を割いて来ていただきましたので、ちょっとお聞きしたと思いますが、今の出てきた部分はもちろんこれは市長からの提案で出たと思うんですが、その中で生涯学習課、この中でこれを担当してきたはずなんですが、スポーツ施設の問題とか、またほかのスポーツの団体とか、こういうところとのすみ分けはきちっとできていると思うんですけども、こういうとこの関連がスムーズにいくのかどうか、この辺ひとつお聞きしたいのと、それから当然生涯学習課というのが変更になるというか、ほかの名称に変わるんではないかと思うんですけども、そういうふうなところが今までやってきた、教育委員会のほうでやってきたものがやっぱりうまく発揮できなかったといいますか、先ほど調整監の話だと予算の問題もあって、スムーズにいかない部分もあったというふうな話がありましたけども、そういう部分で市長がしびれを切らしたのかどうだかわかりませんが、自分の直轄に置くというふうなことに変更になってきたと思うんですが、その辺の教育委員会としては仕方ない話なのか、やっぱり教育委員会でやりたかったのか。そういう部分はまことに言いにくいと思うんですけども、そういう話の場で話が出たのかどうか。そういうところをちょっともし話のできる部分だけでもお聞かせ願えればというふうに思います。 ○委員長(加藤和雄) 高澤政策調整監。 ◎政策調整監(高澤誠太郎) 現状におきましても、社会スポーツにつきましてはスポーツ関係団体が主に、全て個々に主催してやっている実態がございまして、生涯学習課がみずから事業やっているというものはわずかな状態であります。具体的に言いますと、スポーツ関係の団体を、事務局を持っているというレベルと言ったらおかしいんですが、そういう状態でありますので、移行されましても事務局の役割はそのまま引き継いでいくことになりますので、関係団体の皆様、市民の皆さんにはご迷惑のかからないことでの移行で十分対応できるものと考えております。  それから、先ほどの市長がしびれを切らしたというところは別に、いうことではなくて、逆に言いますと市長みずからが予算権、執行権をお持ちで、みずから責任を持って管理するということになりますので、私どもが、教育委員会が所管している状態であれば予算要求をして、予算優先度からしてそこはちょっと我慢してよということが言えていた部分につきまして、みずから采配ができるということからしますと非常に、逆に言いますと責任の重いものをお持ちになるということになりますので、そういう観点ではそこは市長としては覚悟の上だということになろうかというふうに私は認識しております。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第86号 新発田市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例制定については原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(加藤和雄) 挙手全員であります。  よって、議第86号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第91号 新発田市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  久住人事課長。 ◎人事課長(久住和明) それでは、議第91号 新発田市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。  国家公務員退職手当法が改正されたことに伴いまして、国家公務員の退職手当に準じ、所要の改正を行わせていただきたいというものでございます。  今回の改正は、給与の総合的見直しが退職手当の支給水準に及ぼす影響を鑑み、現行の退職手当の支給水準の範囲内で職員の在職期間中の公務の貢献度をより的確に反映させるために改正を行うものであり、当市においても国に準じた給与制度の総合的見直しを行わせていただくことから、あわせて改正を行うものでございます。  よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  渡部委員。 ◆委員(渡部良一) いろいろと書いてありますが、端的に言って退職手当の何がどのように変わるんですか、端的に言って。お聞かせください。 ○委員長(加藤和雄) 久住人事課長。 ◎人事課長(久住和明) 渡部委員のご質問にお答えいたします。  いわゆる総合的見直しでは、退職手当については3年の経過措置がございません。それによりまして退職前の給料表に加算をして、調整額を加算するということでございます。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑はありませんか。  小坂副委員長。
    ◆委員(小坂博司) 総合的見直しで2%から4%が下がる、そして退職手当も恐らく下がるだろうということで、その補填のための今回の調整ということだと思っているんですが、全体的には新発田においては相当下がるというか、余剰が出るというか、余剰という言い方変ですね。今まで支払っている退職金から相当支払わなくてもいい部分が出てくるのかなというふうに思っていますけども、その辺はどうなっておりますでしょうか。  もう一点お願いします。これが国から示された時期というのはいつごろなんですか。教えてください。 ○委員長(加藤和雄) 久住人事課長。 ◎人事課長(久住和明) 今のご質問、昨年、26年に示されたものでございます。  なお、今ご質問の関係で、現水準を下回るケースに該当した場合の職員の影響ということでご質問にお答えさせていただきます。前回の官民格差を是正するために支給率を引き下げを、改定を行った場合400万減額となりますけども、経過措置が講じられました。それは前回です。今回平成27年度末の定年退職者において試算をさせていただきましたら、支給額が減額となる職員の平均は12万円であり、前回の官民格差の是正となる支給水準の見直しと比較すると影響は小さいと言えると思いますし、よって国家公務委員の制度においても経過措置は講じられないことから、今回の退職手当条例の改正を行わせていただきたいというものでございます。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 小坂副委員長。 ◆委員(小坂博司) 今26年とおっしゃいましたけれども、いつごろかわかりますでしょうか。 ○委員長(加藤和雄) 久住人事課長。 ◎人事課長(久住和明) 申しわけありません。はっきり月日がわかりませんけれども、秋ということで記憶してございます。秋ごろということで記憶して……           〔「秋」と呼ぶ者あり〕 ◎人事課長(久住和明) 秋に。去年の。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議がなければ、討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論がなければ、討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第91号 新発田市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例制定については原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(加藤和雄) 挙手全員であります。  よって、議第91号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第92号 新発田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  久住人事課長。 ◎人事課長(久住和明) それでは、議第92号 新発田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。  57ページをごらんいただきたいと思います。平成26年人事院勧告に伴い、国家公務員の一般職の給与に関する法律が改正されたことに準じまして、所要の改正をしたいというものでございます。  主な改正点といたしましては、平成26年度では行政職給料表及び医療職給料表の改定、平均0.3%引き上げ、勤勉手当の支給月数の引き上げ0.15分、通勤手当の月額の引き上げなど平成27年度からにつきましては行政職給料表の改定、平均2%引き下げ、単身赴任手当の基礎及び加算限度額の引き上げ、管理職特別勤務手当の支給拡大などでございます。  よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  渡部委員。 ◆委員(渡部良一) この件に関しましては、12月議会も含めて、ある意味執拗にやらせていただきましたんですが、いずれにしましても、合意ができたから出されてきたというふうに思いますので、少し私は全く職員団体とどういうその後の経過についているかについては承知をしておりませんので、その後新年に入ってからこのことの議論がされたというふうに思います。職員団体等とのやりとりについては、この間申し上げてきましたように、結果的には昨年度12月議会では提案をされなかったということも含めて、どういう話し合いをして、結果的には差額支給の部分と、それから新年度の2%引き下げのことについても合意をされた。私は当時から言っていました。このことについては少なくともタイムラグがあって4月実施なのだから、新年に入ってやれば必ず合意されるはずだということでしたが、あくまでも市長は一体でないとだめだということでやってきましたから、その辺のやりとりについて少しお聞かせをいただきたいというふうに思います。  これは、人勧にかかわる部分でありますから、内容については全く質問いたしませんが、今後の見通しの部分につきまして、総務省は人事評価制度を15年度、ですから次年度です。2015年度これを試行して、16年度から本格実施をせいという形で、いわば人事評価とこの賃金のリンクを考えているようでありますが、このことについて当市においては全く関係ないのかどうか、これについてもお聞かせいただきたいと思います。 ○委員長(加藤和雄) 久住人事課長。 ◎人事課長(久住和明) 渡部委員のご質問にお答えいたします。  おっしゃるように渡部委員のほうから12月定例会本会議4日のときにそれぞれ質問と市長から答弁をさせていただきまして、その後直前まで追加提案できますように急遽協議を行ったところでございました。追加提案ということで進めてまいりましたが、結果としては合意に至りませんでした。おっしゃるように組合側、市職労としては総合的見直しについては、確認書から合意の文言は入れられないということでございました。それで、新年に明けまして、再度1月27日に協議を再開させていただきまして、改めて当市の方針を説明をさせていただき、2月12日に団体交渉を行い、2月19日付で確認書を取り交わしているところでございます。  2点目の人事評価につきましては、渡部委員がおっしゃるように、平成28年度から実施ということでございますけども、当然今これから協議を重ねていく、当市も人事評価は人材育成ツールとして今までやってきましたけども、今度は人事評価ということで新しい趣旨でございます。当然組合側ともそれも含めて協議をするところでありますけれども、いかんせんまだ国、県から具体的な手法がありませんので、今後早急に情報収集、また国、県へ問い合わせをしていきたいと思っております。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) わかりました。  最後は要望にさせていただきます。異例中の異例として、新発田市がこういった状況になってしまいました。ということで、いろんな双方の理屈はあるでしょう。しかし、申し上げてきましたように、人勧が出て既にもう半年になっちゃったわけです。少なくとも常識的には人勧が出れば、次の議会に提案をして、そして支給をするということをとらないと、いわば賃金の遅滞状況がずっと続いてきたという、ある意味違法性の問題にも絡むんです。そういったことがないように今後もちろん双方の意見は意見としてあると思いますけれども、十分そのことを踏まえて、使用者側責任を果たしていただきたいということを要望して終わります。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議がなければ討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論がなければ討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第92号 新発田市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(加藤和雄) 挙手全員であります。  よって、議第92号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第93号 新発田市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  久住人事課長。 ◎人事課長(久住和明) それでは、議第93号 新発田市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明申し上げます。  平成26年人事院勧告に伴う一般職の国家公務員の給与改定に準じ、国の特別職の職員の給与に関する法律が改正されましたことから、同様の改正をしたいというものでございます。あわせて地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正に伴い、新たな教育委員会制度における教育長の給料等についても所要の改正を行わせていただきたいというものでございます。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(加藤和雄) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  渡部委員。 ◆委員(渡部良一) 新教育長の報酬が出ているわけですが、65万円でしたか、いう形で訂正があって65万円になったわけでありますが、これはこの条例が通ると、4月1日から施行することになります。訂正があったものですから、なかなか本体予算のほうの変更は時間的に難しいということで、6月補正という形になるようでありますけれども、4月から65万円で本則のほうでありますが、支給をしていくということになると、その裏づけとなる財源はないわけです。その辺はどういう形で処理をされていくのか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ○委員長(加藤和雄) 久住人事課長。 ◎人事課長(久住和明) 渡部委員のご質問にお答えします。  本来ならばおっしゃるとおりに一般議案と当初予算議案が一致しなければならないところではございましたが、大変事務的な処理がございまして、教育長の月額報酬不足分については、6月補正対応とさせていただきたいと思いますので、よろしくご理解のほどお願いいたします。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) それはそれで今後の手続的なことについては理解をするわけですが、いわば出したいんだけれども、出す財源が今のところないわけです、当初予算に盛っていないわけだから。そのことの法的な部分からすれば何ら問題はないというふうに理解をしてよろしいのですかということを聞きます。 ○委員長(加藤和雄) 久住人事課長。 ◎人事課長(久住和明) 渡部委員のご質問に、法的には問題もなく、既決予算がございますので、そこから支出をさせていただきたいということでのお願いでございます。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議がなければ討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論がなければ討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第93号 新発田市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕
    ○委員長(加藤和雄) 挙手全員であります。  よって、議第93号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第94号 新発田市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他勤務条件に関する条例等の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  久住人事課長。 ◎人事課長(久住和明) それでは、議第94号 新発田市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他勤務条件に関する条例等の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。  地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴いまして、新たな教育委員会制度における教育長の勤務時間、休日等の勤務条件、退職手当等について定めるため、関係条例を整備したいというものでございます。具体的には、新たな教育長がこれまでの常勤の一般職から常勤の特別職にかわることに伴い、各条例の一部改正を内容としております。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(加藤和雄) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議がなければ討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論がなければ討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第94号 新発田市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他勤務条件に関する条例等の一部を改正する条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(加藤和雄) 挙手全員であります。  よって、議第94号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第95号 新発田市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  久住人事課長。 ◎人事課長(久住和明) 議第95号 新発田市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。  平成26年人事院勧告に伴いまして、一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する法律が改正されましたことから、国の一般職の任期付職員に準じまして、所要の改正を行いたいというものでございます。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(加藤和雄) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  長谷川委員。 ◆委員(長谷川健吉) 今現在この種の職員は何人ぐらいおられるのか。そのことによって、どれぐらい上がるのか、下がるのか。 ○委員長(加藤和雄) 久住人事課長。 ◎人事課長(久住和明) 長谷川委員のご質問にお答えいたします。  任期付職員当市には1名おります。ただし、この条例に該当する任期付の職員はございません。  以上でございます。 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議がなければ討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論がなければ討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第95号 新発田市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(加藤和雄) 挙手全員であります。  よって、議第95号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、議第96号 新発田市行政組織条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  担当課長の説明を求めます。  久住人事課長。 ◎人事課長(久住和明) 議第96号 新発田市行政組織条例の一部を改正する条例制定についてご説明を申し上げます。  平成27年度組織体制見直し等に伴い、所要の改正を行わせていただきたいというものでございます。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○委員長(加藤和雄) 担当課長の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑ある委員の発言を求めます。  渡部委員。 ◆委員(渡部良一) この組織改正について、新旧のこれ資料をいただいているわけでありますが、ここでは課の変更ですから、直接的にはここの構図と変わりませんが、今後の組織運営にかかわりますもんですから質問させていただきますが、新発田駅前複合施設建設室これが都市再生室かな、いう形で再編をされて、もちろん室長がいるわけでありますが、その都市再生係というのが新設をされて、そしてその中に駅前複合施設建設、その他があるんですけれどもという話があります。私総括質問でも伺ったとき、新生図書館はどこが担うんだということについて、ここでやるんだという市長答弁でありましたが、これはあくまでも駅前の複合施設全体のことにかかわる建設にかかわっての任務だと思いますが、図書館の再編、そしてまた駅前には新生図書館ができるわけでありますが、その組織運営方針等もこの都市再生室が担っていくというふうに理解をしてよろしいんですか。 ○委員長(加藤和雄) 久住人事課長。 ◎人事課長(久住和明) 今のご質問にお答えいたします。  市長の提案理由説明のときに、同様の渡部委員のほうから図書館の運営組織についてご説明をさせていただきましたが、そこを担う部署といたしましては、先般市長が申し上げましたとおり、みらい創造課の中に都市再生室に専門の職員、担当を置いてそこから行わせていただくということになってございますので、私の立場としてはお答えをさせていただきます。 ○委員長(加藤和雄) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) 駅前のことも含めた新旧の図書館の組織及び運営にかかわっては、このみらい創造課が担うということになるんですか。しかし、その係の中のどこが担うんですか。企画政策係、定住促進係、婚活応援係、広報広聴係というふうになっているだけであって、新たな図書館の運営等々について何ら係等はないんですが、みらい創造課のどこが担うことになるんですか。 ○委員長(加藤和雄) 坂上政策調整監。 ◎政策調整監・企画政策課長(坂上徳行) それでは、渡部委員のご質問にお答え申し上げます。  今ほど人事課長が申し上げましたのは、ちょっと誤解がございまして、まず図書館のこれからの新たな運営、図書館そのものについては、やはりこれは教育委員会、図書館が主体となろうかと思います。それでただ、複合施設でございますので、そこにみらい創造課の中に市長がお答えしましたように、課長級の専任職員を教育委員会との調整役またそういう運営にかかわる責任者というふうな形の中で、専任職員を1人置くと。それでもって今後1年間かけまして複合施設全体のやつも含めて、図書館そのものは教育委員会が主体になりますが、そことの調整も含めながら全体の複合施設の運営もその者が担っていくというふうな形の組織になるというものであります。ちょっと複雑かもしれませんけれども。 ○委員長(加藤和雄) 渡部委員。 ◆委員(渡部良一) わかりました。このみらい創造課の中に、ここには出ていないんですが、プラス1名を配置をして課長級待遇になるのか知りませんが、待遇は別としても、それを置いて図書館のほうとの連携をしながら新図書館の組織運営等について調整をしていくという理解でよろしいですね。           〔「そうです」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) ほかに質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 質疑がないようでありますので、本案に対する質疑はこれをもって終結いたします。  続いて、自由討議を行います。討議ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議がなければ討議を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討議を終結いたします。  続いて、討論を行います。討論ある委員の発言を願います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論がなければ討論を終結するにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) 討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議第96号 新発田市行政組織条例の一部を改正する条例制定については、原案のとおり決するに賛成の委員の挙手を求めます。           〔賛成者挙手〕 ○委員長(加藤和雄) 挙手全員であります。  よって、議第96号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で当総務常任委員会に付託された議案の審査は全部終了いたしました。  なお、これらの議案についての委員会報告書の作成は委員長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) ご異議ありませんので、委員会報告書の作成は委員長に一任されました。  執行部の皆さんは退席されて結構です。  次に、閉会中の継続審査についてお諮りをいたします。  閉会中の継続審査項目の案については、既に配付しております。  閉会中における委員会活動は、継続審査の議決が必要であります。当常任委員会所管に係る継続審査の項目案について、ご意見はありますか。
              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) それでは、任期満了までの閉会中の継続審査項目として、既に配付してある案のとおりとし、この旨を議長に申し入れをしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長(加藤和雄) ご異議ありませんので、そのようにいたします。  以上をもって総務常任委員会を閉会いたします。  ご苦労さまでした。           午後 3時33分  閉 会...